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2014年ツール・ド・フランス第9ステージ 世界杯が終わって、仏一周が賑わいを取り戻す

宮本あさか自転車ロードレースジャーナリスト
独走マシーン、トニー・マルティン任務遂行。photo:Jeep.VIDON

なんとなく寂しいけれど、サッカーワールドカップイヤーは、取材記者の数がぐっと減る。

開催委員会の発表によれば、今年の帯同ジャーナリスト/フォトグラファーは1700人。2013年の「100回大会」は2000人だったから、15%も少なくなったのか……。

7月13日、ドイツ人が区間優勝を手に入れた日、ドイツ代表の4度目のワールドカップ優勝でブラジルの祭典は締めくくられた。

そして翌日になったら、途端にイタリアから、ジャーナリストが大挙してやって来た。だって1998年以来16年ぶりのイタリア人マイヨ・ジョーヌがかかっているんだもの。

フィニッシュラインでは例年、フォトグラファーたちによる壮大な場所取り争いが繰り広げられている。それだって今年は、人数が少ないおかげで、写真家たちも警備員たちもかなりリラックスモードらしい。肝心のレース自体は例年以上にストレス満載なのに……。

ちなみに、写真の中のフォトグラファーたちがてんでバラバラな方向を向いているのは、すでにエスケープ集団がフィニッシュしたあとだから。こちら側を向いているカメラは、すでにフィニッシュした選手たちがインタビューを受ける姿を撮影するため。あちら側を向いているカメラは、これからフィニッシュする選手たちを激写するため。

フィニッシュラインのフォトグラファーたち。photo:Jeep.VIDON
フィニッシュラインのフォトグラファーたち。photo:Jeep.VIDON
自転車ロードレースジャーナリスト

フランス・パリを拠点に、サイクルロードレース(自転車競技)を中心とした取材活動を行っている。「CICLISSIMO」「サイクルスポーツ」誌(八重洲出版)、サイクルスポーツ.jp、J SPORTSサイクルロードレースWeb等々にレースレポートやインタビュー記事を寄稿。

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