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2014年ツール・ド・フランス第19ステージ 雨のゴール地はたまらなく好きなんです

宮本あさか自転車ロードレースジャーナリスト
雨の中の勝者は美しい。photo:jeep.vidon

2013年ツールは、記憶が正しければ、雨が降ったのはたったの1日だけだった。

2014年ツールは、数えるのなんてめんどうくさくなるくらい、雨ばかり降っていた。

それでも、ゴール地がゴール時に大雨、というのは、実はそれほどなかった。いわゆるゲリラ豪雨が多く、プロトン到着1時間前には土砂降りで、フィニッシュ時には快晴、なんてことさえあった。プロトン到着時に、大粒の雨に悩まされたのは、2回ほどだった。

雨が降ると、それにしても、色々困る。

ペン記者たちがメモを取るノートは、濡れて使い物にならない。プロ仕様の一眼レフカメラは耐水性能に優れてはいるけれど、やっぱり、できるだけ濡らしたくないのが人の常。ほとんどのフォトグラファーは、セーム革やビニールカバーでカメラを覆っていた。ちなみに私は小型ビデオカメラをジップロックに入れて持ち歩いた……。

色々と工夫して対応するけれど、たいてい選手はすぐにバスに乗り込む。当然だ。濡れたままインタビューに長々と答えて、風邪を引いたら大変だもの!

でも、雨の日に、一番怖いのは、ぎゅうぎゅうのフィニッシュエリアで、招待客のみなさまが優雅に持っている傘。

どこかに刺さりそうで怖いのです。photo:jeep.vidon
どこかに刺さりそうで怖いのです。photo:jeep.vidon
自転車ロードレースジャーナリスト

フランス・パリを拠点に、サイクルロードレース(自転車競技)を中心とした取材活動を行っている。「CICLISSIMO」「サイクルスポーツ」誌(八重洲出版)、サイクルスポーツ.jp、J SPORTSサイクルロードレースWeb等々にレースレポートやインタビュー記事を寄稿。

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