先進技術実証機X-2、一般初公開
10月30日、航空自衛隊の岐阜航空基地にて航空祭が開催され、防衛装備庁が試験中の先進技術実証機X-2が初めて一般に公開されました。
これまで、メディア公開などは行われていましたが、一般向けに公開されるのは初めてのことで、X-2をひと目見ようと、会場の岐阜航空基地には多くの人が訪れていました。
X-2は航空自衛隊がF-2戦闘機の後継として将来配備する「将来戦闘機」に関連した各種技術を、飛行可能な実機で検証するために試作された技術実証機で、今年4月22日の初飛行しました。X-2では主にレーダーに捉えられにくいステルス機体形状や、推力偏向装置による高機動性、実証エンジンなどの技術実証を行っており、X-2を始めとした各種技術の検証結果を元に、2018年度(平成30年度)をメドに現用のF-2戦闘機の後継機の方針を定める予定で、それにより国産機を開発するか、多国間共同開発とするか、外国機を導入するかが決まります。
岐阜基地航空祭は10月30日の15時まで実施予定で、X-2は岐阜基地北会場の第六格納庫で公開されております。
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