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“2.5次元ポップ歌姫”=Yun*chi、思い出の地・秋葉原で初のワンマンライブを開催!

ふくりゅう音楽コンシェルジュ
Yun*chi

「はじめてのワンマンライブです!」。

2014年12月13日(土)、Yun*chi初のワンマンライブ『Wonderful Wonder Wanman* ~Asterisk* of pink~』が、デビュー前に彼女が生まれて初めてライブを行ったという、思い出の秋葉原MOGRAで開催された。

Yun*chi
Yun*chi

前半はYun*chiのデビュー曲「Reverb*」をはじめ、数々の楽曲を手掛けるlivetuneのkzがゲストDJとして登場。さらに、ライヴ全編でPerfumeやサカナクション、 最近ではOK Go のMVなどを担当する映像ディレクター関和亮がVJとして参戦。鉄壁のトライアングルによって軽やかにポップチューンが繰り広げられていく。

なお即完したワンマンライブということもあり、当日は、ニコニコ生放送で配信され、1万8千人を越える多くのユンタリスタ*(Yun*chiファンのこと)が、晴れの舞台の目撃者となった。

ライブでは、フロアを扇情するlivetune adding Yun*chiの「Sign」や、ハードなエレクトロビートにキュートな歌声が鮮やかにからみあう「天使のゆびきり」、ニルギリスを脱退した岩田アッチュが手掛けた「Fuzzy*」による80’sセンスある極上のポップチューン、涙で出来た海をサーフィンして乗り越えようという「Surfer*」での宝石のようにキラめく展開など、胸アツなナンバーが続いていく。

中盤にはリラックスしたのかMCもだんだん饒舌に。最前列のオーディエンスに「タオルとかおそろいでいいですね! ……リア充か!」など、ノリ突っ込みで笑いをとるシーンも。しかし、お人形さんのようなルックス、アニメキャラのようなキュートな声で言われたら、場も和むから面白い。

本編ラストは、テレビアニメ『ログ・ホライズン』(NHK Eテレ)第2シリーズ・エンディングテーマである「Wonderful Wonder World*」へ。希望あふれるあたたかな雰囲気が、フロアを至福な雰囲気で満たしていく。

アンコールでは、2.5次元ポップチューン「Fairy*」で最高潮の盛り上がりへ。歌謡エレクトロ・クラッシュなサウンドがオーディエンスを煽る煽る。そしてラスト前に「今日は泣きません! 泣くかもしれないけど……。わたしは人としてはダメな子……。お洗濯とか嫌いだしぃ。でも、みんなのおかげで成長しています! ありがとう!!」と、集まったオーディエンスへ向けて、飾らない精一杯の感謝を伝えた。

そして、ラストは名曲「Your song*」で大団円をむかえる秋葉原MOGRA。全16曲を1時間半で駆け抜けた。ライブを通じて彼女の楽曲を俯瞰して楽しんでいると、トリッキーなビートや、テンポが変則的に変化する楽曲など、独自の個性が感じられた。遊び心あるジャパンオリジナルな“2.5次元ポップ歌姫”=Yun*chiの活躍に注目すべし!

カメラマン:HIROKI WATANABE

●Yun*chi リリース情報

2014年10月22日発売 シングル「Wonderful Wonder World*」

CRCP-10328 ¥1,143+税

1.Wonderful Wonder World* ※アニメ「ログ・ホライズン」第2シリーズエンディングテーマ

2.Fairy* ※桃井はるこプロデュース

3.Dancing*  ※加藤英美里コーラス参加、bo enプロデュース

4.Wonderful Wonder World* (instrumental)

5.Fairy* (instrumental)

6.Dancing* (instrumental)

※初回生産限定:アニメ絵柄ステッカー巻き帯仕様

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音楽コンシェルジュ

happy dragon.LLC 代表 / Yahoo!ニュース、Spotify、fm yokohama、J-WAVE、ビルボードジャパン、ROCKIN’ON JAPANなどで、書いたり喋ったり考えたり。……WEBサービスのスタートアップ、アーティストのプロデュースやプランニングなども。著書『ソーシャルネットワーク革命がみるみるわかる本』(ダイヤモンド社)布袋寅泰、DREAMS COME TRUE、TM NETWORKのツアーパンフ執筆。SMAP公式タブロイド風新聞、『別冊カドカワ 布袋寅泰』、『小室哲哉ぴあ TM編&TK編、globe編』、『氷室京介ぴあ』、『ケツメイシぴあ』など

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