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イベント会場で写真撮影を楽しむ【東京オートサロン2015にて】

塙真一フリーフォトグラファー

日本各地ではさまざまなイベントが開催されています。

なかでも関東地方では東京ビックサイトや幕張メッセなど、大きなイベント会場があり、毎週のように何かしらのイベントがおこなわれています。

地方都市でもよく調べてみると、いろいろなイベントが開催されているようです。

そんなイベント会場に足を運んでみると、意外と楽しいものです。

会場の展示物や出展者がおこなうショー、さまざまなコスチュームをまとったコンパニオンなど、写欲をくすぐる被写体がいっぱいです。

もちろん、写真を撮るために開催されるイベントではありませんので、ルールとマナーを守って撮影することは必要です。

なかには撮影禁止というイベントや展示物もあるかもしれません。

各出展者のブースには必ず係員がいますので、係員に撮影可能かどうかを確認してみるのがよいでしょう。

また、こういうイベントにはカメラを持った人がとても多くいて、みなさん、展示物やコンパニオンを撮ったりしています。

大勢が撮影しているところは、基本的に撮影可能ということでしょうから、周りの人たちの動きを見て写真を撮るのもいいかもしれません。

今回は東京オートサロン2015というイベントに行ってきました。

自動車メーカーのほか、スポーツカーなどのチューニングメーカーなどがクルマやパーツを展示しているイベントです。

クルマ好きならば、ただ見て歩くだけでも楽しいものです。

ですが、せっかくなので写真も撮りたいというのが本音でしょう。

ルールとマナーを守れば、一日がかりの楽しい撮影ができます。

みなさんも一度、カメラを持ってイベントに行ってみてはいかがでしょう。

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レーシングカーやチューニングカーなどのカッコいい部分を見つけて撮ってみるのも楽しいものです。

今回の東京オートサロン2015では、クルマの周りに柵がしてあるものもありましたが、大半は柵もなく間近から撮影できるようになっていました。

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こちらの写真はスマホカメラで撮ったもの。

重たいカメラを持って行かなくても、十分に楽しむことができます。

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そしてカメラを持った多くの人たちが楽しんでいたのが、コンパニオンの撮影。

彼女たちはプロのモデルさんたちですから、カメラを向ければ素敵な笑顔を見せてくれます。

ただし、彼女たちもパンフレットを配ったりと、お仕事中ですから、仕事の邪魔にならないように短時間で撮影しましょう。

撮るときには一声掛けて、撮り終わったら「ありがとう」というのがマナーですよ。

なかには、一人のコンパニオンに何十人ものカメラマンが群がって、とてもじゃないけど挨拶もできないという状況もあったりしますが。

また、会場内は本格的なポートレートを撮るようなライティングにはなっていません。

本当はもう少しキレイな光を当ててくれるといいんですが、撮影のためのイベントではないのでいたしかたないところですね。

とにかく、イベント会場には多くの被写体があります。

他の来場者、出展者やお仕事中の人の迷惑にならないようにしながら、撮影を楽しんでみるといいでしょう。

ちょっと変わった写真の楽しみ方かもしれませんが、写真の楽しみはいろいろです。

2月には日本一のカメラショーイベントとなるCP+2015もパシフィコ横浜で開催されます。

CP+2015にカメラを持って遊びに行くのもいいかもしれません。

ただし、撮影マナーはしっかりと守るようにしたいものです。

また、人物の写真に関しては、WebやSNSに公開する場合は、かならず被写体本人に許可を取るようにしましょう。

フリーフォトグラファー

東京都出身。人物をメインの被写体とするフリーランスのフォトグラファー。カメラ誌に写真や記事を寄稿するほか、役者、タレント、政治家などの撮影も行う。また、海外での肖像写真撮影、街風景のスナップ、夜の街を撮る「夜スナ!」をライフワークとする。写真展の開催も多数。

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