ソニーが最強Xperiaとレンズ型カメラを発表
ソニーモバイルは9月4日、ドイツ・ベルリンにおいて、今秋導入予定のスマートフォン「Xperia Z1」を発表した。日本でも発売が予定されている。
「Xperia Z1」は、ソニーの平井一夫CEOが「最新、最強のスマートフォン」と太鼓判を押すほどの自信作だ。
ディスプレイは5インチ(1920×1080ドット)を採用。注目はカメラで、約2070万画素、コンパクトデジカメと同等サイズの1/2.3型のセンサー(Exmor RS for mobile)を採用。明るく広角撮影が可能なGレンズを搭載するなどソニーがカメラ開発で培ってきた技術を惜しげもなくつぎ込んでいる。
実際に撮影してみると、動く被写体もブレを抑えての撮影が可能。また「全画素超解像ズーム」により、遠くの被写体も解像感を保ったまま3倍まで拡大できる。
チップセットには最新のSnapdragon800、2.2GHzクアッドコアを採用。動画を撮影しながらFacebookで生中継ができるなど、アプリの強化も図られている。
デザイン的には前モデルとなる「Xperia Z」に近いが、フレーム部分にはアルミ板から削りだした継ぎ目のないメタルフレームを採用するなど、高級感がさらに増している。
また、ソニーではXperiaなどのスマートフォンとワイヤレスに接続して撮影できるレンズ型カメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」も発表した。
レンズ部分とスマートフォンがWi-Fiで通信を行っており、レンズ部分で映した被写体をスマホのアプリで確認しながら撮影ができるようになっている。ワイヤレスなので、右手にレンズ型カメラ、左手にスマホを持って撮影すると言ったことが可能だ。
「DSC-QX100」は高画質モデルで1.0型、2020万画素で撮影できる。「DSC-QX10」 は高倍率モデルで光学10倍のズームが可能だ。
普段はスマホのカメラで充分だが、旅行や大切なシーンなどで綺麗に撮影したいというときに最適だといえるだろう。
ちなみに、対応スマホはXperiaだけでなく、iPhoneも利用できる。