Apple SIMが日本でも販売開始。auがネットワークを担当

iPadに挿入すると、海外での通信料金が安くなるApple SIM

アップルは、iPad向けのSIMカード「Apple SIM」を日本でも販売すると同社の米国サイトで明らかにした。

Apple SIMを挿入したiPadであれば、海外渡航時に、現地の携帯電話会社に接続して、インターネットを利用できるようになる。

例えば、アメリカであれば、T-Mobile USという携帯電話会社に接続できる。料金は1GBで10ドルなので、NTTドコモやKDDIの国際ローミングサービスの1日2980円と比べてもかなり割安に利用できるだろう(ソフトバンクの場合は、アメリカ渡航時は「アメリカ放題」というサービスが利用できるので無料となる)。

Apple SIMはアメリカだけでなく、イギリスや他の海外の国や地域でも利用できるので、Apple SIMを1枚持っておけば、どこの国や地域にいっても、手軽にインターネットを楽しめるのが魅力なのだ。

実際に使ってみると、初めにWi-Fiにつなげることなく、設定メニューから簡単にプリペイドプランを契約できる。空港に降り立ち、Wi-Fiを探すことなく、ネットを始められるのはかなり便利だ。

アップルの米国サイトで、auのロゴを確認することができる。
アップルの米国サイトで、auのロゴを確認することができる。

これまでApple SIMはアメリカやイギリスなど一部の国でしか売られていなかったが、11月17日より、日本のアップルストアでも購入できるようになった。対応機種となるiPad ProやiPad Air2、iPad mini3、mini4などのセルラー版を持っているユーザーであれば、1枚、持っておくといいだろう。ちなみに、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクで購入したユーザーでも、iPadは海外に持っていくとSIMフリーとなるため、Apple SIMは問題なく利用できる。

一方、KDDIがApple SIMの対応ネットワークになると明らかになった。

これにより、海外から日本に渡航してきたiPadユーザーはApple SIMでKDDIのネットワークに接続できるようになる。料金は1GBで1500円のプリペイドプランが適用される。もちろん、日本のユーザーもSIMフリーiPadなら利用可能となる。

Appleのロゴが入ったシンプルなデザインを採用
Appleのロゴが入ったシンプルなデザインを採用

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『iPhone5から始まる!スマホ最終戦争』(日本経済新聞出版社刊)がある。

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