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「センター試験24泊25日」は「9泊10日」へ~一木重夫・小笠原村議インタビュー再び

石渡嶺司大学ジャーナリスト
竹芝桟橋にてインタビューに応じる一木重夫・小笠原村議

センター試験を受けるだけで24泊25日となる理由

小笠原諸島の父島にある東京都立小笠原高校。

同校の生徒は、センター試験受験の際、定期船(フェリー)を利用することになります。

ただでさえ、片道25時間(7月の新造船導入後は24時間)かかるのですが、この定期船が閑散期のためにドック入りをしてしまいます。

その結果、2015年度までは、センター試験を受験するだけで24泊25日、という苦行を強いられることになっていました。

このYahoo!個人記事において、私は2016年2月、3回にわたって記事を掲載。

1:2016年1月23日掲載

センター試験で24泊25日!~離島高校生の受験格差を考える

2:2016年1月24日掲載

小笠原高校生徒の「センター試験24泊25日」はどうすればいい?

3:2016年2月10日掲載

「センター試験24泊25日」を変えたい!~一木重夫・小笠原村議インタビュー

3本目の記事では、この問題を5年にわたって訴え続けていた、一木重夫・小笠原村議会議員のインタビューを掲載しました。

同記事はYahoo!トピックスに掲載され、大きな反響を招いたのです。

あれから11か月経ち、再び、センター試験受験の季節となりました。どのように変化したのか(しなかったのか)、一木村議に再び、インタビューをしました。

24泊25日が9泊10日に短縮

石渡:ご無沙汰しております。と、言いますか、初めまして。

石渡補足1:初対面

2016年のインタビューは書面インタビューだった。その後もお互いの予定が合わず、対面では、初めてだった。

インタビューは、2017年1月10日、竹芝客船ターミナルの喫茶店にて行われた。

一木:初めまして。

あの記事のおかげで、センター試験受験が大幅に短くなりました。

今年から24泊25日が9泊10日になったのです。

石渡:本当ですか。

この記事が問題解決のきっかけとなったことは嬉しいです。

では、まず、その経緯からお願いします。

石渡補足2:一木村議のセンター試験関連の活動

一木村議は2012年1月に母島の民宿オーナーから相談を受け、小笠原海運(フェリー運航会社)、独立行政法人大学入試センター(入試センターを運営)、文部科学省などに陳情を繰り返すも2016年1月までは改善されなかった。

「さすがに島っ子がかわいそう」

一木:まず、あの記事はたくさんの島民が読んでくれていましたね。父島でも母島でも内地にいる元島民からも、

「記事を読んだよ」

と、たくさん声をかけられました。

それまでは村全体で問題を共有するところまでは行っていませんでした。

記事掲載後は、問題が共有され、

「さすがに島っ子たちがかわいそうだろう」

という雰囲気になっていったのは事実です。

石渡補足3:島っ子

島の子どもたちのこと。他の離島でも、子どもたちの総称としてよく使われる。

しかも、記事掲載の2月は、ちょうどいいタイミングでした。

記事掲載後に運休時期が決定

石渡:センター試験実施後ではありましたが、いいタイミングでしたか?

一木:はい。定期船運航会社の小笠原海運や村役場、各産業団体の代表者などから構成される航路検討委員会が記事掲載の直後に開催されました。

この航路検討委員会で、定期船のおがさわら丸を、いつドック入りするか、つまり、運休する時期も決定します。

石渡:2015年度以前は、ホエールウォッチングが本格化する2月の観光繁忙期に定期船をドック入り(運休)させることは難しく、農業や漁業の出荷なども考慮すると1月にしか、ドック入り(運休)の時期がない、ということでした。

石渡補足4:ホエールウォッチング

1989年に、日本で初めてホエールウォッチングが行われたのが小笠原村であり、自主ルールが定められている。

小笠原村の観光トピックスのページにも写真が掲載されており、観光産業の中では大きな看板であることがうかがえる。

一木:はい。2012年から私は毎年のように小笠原海運に陳情していましたが、

「検討はしているもののドック期間中の代替船が見つからないので、どうにもならない」

という回答しか得られませんでした。

出航前のおがさわら丸
出航前のおがさわら丸

それが記事のおかげで、村民全体に問題が共有されるようになりました。

村役場の強い働きかけもあり、ドック入りの時期が2月の航路検討委員会では配慮してくれるようになりました。

農協や観光協会は、

「自分たちの目先の利益よりも子供たちの未来の方が大事。ドック入りの時期は2月に多少ずれこんでも構わない」

と積極的に後押ししてくれました。

これらの結果、2016年度についてはドック入りの時期が変更となり、センター試験を受験する生徒は、24泊25日から9泊10日に変更となったのです。

それから、2月初旬に集中する私大入試も受験しやすくなりました。

石渡:それでも10日かかるわけですが…、25日もかかるよりは、大きな前進ですね。

受験会場は指定制から全国選択制へ

一木:定期船のドック入り変更と並んで、大きく改善されたことがもう一点あります。

センター試験の受験会場は都内の指定された会場だったのが、全国から選択できるようになりました。

石渡:こちらも、大学入試センターが、なかなか変えなかった、とのことでした。

一木:はい。2012年12月に大学入試センター事務局へ陳情にいったときは、門の外での対応だったことを覚えています。(笑)

石渡:なんか、言葉通り、「門前払い」だったのですね。

一木:いやいや、センター試験の直前ですし、誰からの紹介もなく訪問したので、セキュリティのことを考えれば当然の対応だったと思います。

門前払いどころか、話をすごく親身に聞いてくれましたし。

石渡:このセンター試験会場というのはそう簡単に選べない、全国の受験生はその大半が指定会場での受験、となるはずです。

石渡補足5:受験会場

センター試験の受験会場は原則としては指定制である。

同じ離島でも、佐渡島、隠岐の島などはセンター試験会場が設置されている。

一方、種子島、徳之島などセンター試験会場が設置されていない場合、指定会場に出向くしかない。

そのため、種子島の高校生は鹿児島の指定会場での受験となり、前泊なども含め、4泊5日程度かかる。

離島ではないが、愛媛県宇和島市なども指定会場がない(受験会場は松山市内の愛媛大・松山大の3か所)。

こうした地域では、やはり前泊が必要となる地域もある。

会場の選択制は東日本大震災で前例あり

一木:その通りです。特例として、東日本大震災の際に被災した高校生が全国で受けられるようになりました。

前例があったので、小笠原の特殊事情を考えると、可能性としてはあり得るのでは、と関係者からアドバイスを頂いていたのですが、実現してほっとしています。

当時、私が陳情した大学入試センターの担当者は別の部署に異動していましたが、最近電話で話すことができました。

「一木さんのあの時の要望から4年も経過してしまい、遅くなって申し訳ありませんでした。毎年検討を続けてきて、ようやく実現することができました。あの時は門の外でお話を伺って大変失礼しました……」

4年の間に、様々なアドバイスをしていただきましたし、ご尽力いただいたからこそ、改善されました。

大学入試センターをはじめ、それぞれの立場で働きかけをしてくれた文部科学省、東京都教育委員会、東京都議会、島の関係者には感謝の気持ちで一杯です。

会場選択制が島っ子を救う理由は?

石渡:東日本大震災の被災した高校生が全国に散らばっている親戚の縁を頼るために受験会場も全国から選択、という話はよくわかります。

しかし、小笠原高校の生徒であれば、東京に縁ある方が多いのではないでしょうか。

一木:そんなことはありません。確かに東京ないし関東に縁ある方が多いのは事実です。

しかし、小笠原は移住者が約70%いて、縁のある地域は、実は全国に散らばっています。

ざっくり言えば、東京や関東が70%くらい、それ以外の地域が30%くらいではないでしょうか。

同じ関東でも、神奈川や千葉に親戚がいて、東京が受験会場となると、その移動だけでも大変です。

センター試験受験者は多い?少ない?

石渡:小笠原高校生のうち、センター試験受験者が多くないのであれば、そこまで配慮する必要もない、というコメントが記事にはありました。

一木:人数から言えば例年多くても10人程度なので多くないかもしれません。

ただ、進学意欲はもともと強く、教育レベルは高いものがあります。

東大早慶は難しくてもその次あたりを狙えるくらいの学力ある生徒は毎年います。

それに、等しく教育を受ける権利は、選挙権と同様に、人数の多い少ないではないと思います。

「住んでいる方が悪い」コメントへの反論

石渡:「小笠原が不便なことを承知で移住・定住しているのだから、その不便さは仕方ない」とのコメントも記事には多かったです。

一木:私もすべて目を通しました。

確かに、大人については、その通りかもしれません。

私も小笠原が不便であることをわかったうえで、移住しました。

しかし、島っ子たちは違うでしょう。

全ての国民に居住移転の自由が憲法で保障されていますが、子供にその自由は実質的にありません。

子供が「内地に暮らしたい」と希望しても、保護者の仕事や家が小笠原にあれば、子供は意志に反して保護者に従うしかありません。

憲法にある教育権の機会均等の侵害という点からも、そこは少し考慮していただきたいです。

それに、小笠原諸島は国の法律で移住と定住を促進しています。小笠原は日本の排他的経済水域の約30%も持っていて、経済的にも安全保障上も国民全体にとって重要な島だからです。

そこで育った島っ子達が、内地と同等の教育の機会均等の権利を持つのは当然です。

石渡補足6:教育権の平等

・日本国憲法第3章第14条1

すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

・日本国憲法第3章第26条

すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

・教育基本法第3条 (教育の機会均等)

1:すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

2:国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。

ライオンズクラブも受験サポートを決定

石渡:ドック入りの時期変更、試験会場の自由選択、この2点以外に代わった点はありますか?

一木:国・都の施策ではありませんが、私が所属する小笠原ライオンズクラブに受験サポートを協力してもらいました。

センター試験受験者と保護者1人まで、2人分についての宿泊費を給付できるようにしました。

往復交通費と宿泊費の一部給付はすでに村の条例であるので、それを補う形です。

また、私も同行して学習のサポートをすることにしました。一応、教員免許も持っているので。

今年のセンター試験受験者は?

石渡:ライオンズクラブの受験サポートは応募がありましたか?

一木:今年度1人が申し込みをしてくれました。ただ、その島っ子は推薦入試での合格が決まったのでキャンセルとなりました。そのため、今年度はゼロ人です。

石渡:合格したのであれば良かったですね。

一木:本当に良かったです。センター受験をせずに推薦合格という嬉しい報告を親御さんから聞きました。

その際に「もしもの時のライオンズクラブの支援は、とても心強かったです」と言ってもらい、少しはお役に立てたのかなと思いました。

「24泊25日」は教育だけの問題ではない

一木:この24泊25日という問題、これは教育だけの問題ではありません。医療などの問題ともリンクします。

石渡:急患医療の対応でも時間がかかる、ということですか?

一木:はい。定期船は通常1週間に一便しかありませんし、ドック期間中は20日間も内地に行けません。

その間、体調を崩しても命に別状がなければ内地には行けません。

命に関わる急患が発生すると自衛隊の災害派遣で内地に運ばれますが、それでも11時間かかります。

石渡:11時間ですか?

「2時間かかる」安心で唖然とされる

一木:島では出産できないので、私の息子は北海道倶知安町で生まれました。

このとき、お産でもしもの時は札幌の病院に搬送する必要があり、ヘリで2時間かかる、と言われました。

石渡:私は北海道出身なので、それくらいかかることはわかります。

石渡補足7:僻地医療

石渡の出身地、北海道を含め、地方の過疎地域では、医師が集まりにくい。

そのため、急患によっては、高度な医療に対応できず、救急ヘリでの搬送となるケースが多い。

「2~3時間かかる」と言われれば、青ざめる家族が大半であることは言うまでもない。

一木:私は「2時間かかる」と言われて、むしろ安心しました。

「あ、2時間で済むんですか」、と。

病院職員は驚いていましたね。

「2時間かかると聞いて安心する人は初めてです」と言われました。

定期航空路だと3時間程度だが

石渡:もし、小笠原に民間の定期航空路が開設すると、時間はもっと短縮されるのですか?

一木:おおよそ3時間程度です。

今年7月導入の新造船でも24時間かかります。それを考えれば大幅な改善となります。

石渡:私は単純に、自然保護などを考えれば、飛行場と定期航空路はない方がいいのでは、と考えていました。

そういう問題だけではない、ということですか。

一木:私も移住した当初は飛行場建設には否定的でした。

が、妻が定期船の中で流産して死にかけました。

他の島民の悲劇もたくさん耳にしました。

24時間の定期船、11時間の急患搬送中にもし何かあれば、ということを考えれば…。

民生安定のため、セーフティネットとしての定期航空路は必要と考えるようになりました。

インタビューに答える一木村議
インタビューに答える一木村議

石渡:観光振興にもつながる、ということでしょうか。

一木:私はそこは重視していません。

むしろ、マイナスになる、とすら考えています。

石渡:と、言いますと?

一木:もし、定期航空路が、それも、ある程度の座席数がある中規模以上の航空機が乗り入れた場合、一時的に観光客数は増えるでしょう。

でも、片道3時間、ということは日帰りも可能となります。

石渡:今は定期船が小笠原に着いた後、4日は停泊します。つまり、観光客は最低でも3泊する、ということですよね?

一木:はい。滞在期間が長ければ、その分だけ、お金を落としてくれます。

今は平均すると4泊してくれますが、沖縄のように平均2泊になってしまったら、数は増えても収入は減ってしまいます。

それに大勢の観光客が飛行機で来れるようになったら自然破壊は進むし、沖縄や奄美と差別化できないし、資本の差でも負けてしまいますよ。

中長期的にみたらマイナスになると考えています。

村民の民生安定、セーフティネット、という観点で、私は10人乗り程度の小型機で十分、と考えています。

石渡補足8:移動手段と観光

新幹線による観光への影響にも、ほぼ同じである。

新幹線の開設で、観光客が一時的に増えたが、便利になった分だけ日帰りなどが増える、いわゆるストロー効果である。

石渡:ただ、そうなると、民間の航空会社は採算がとりづらいですね。

一木:そこは、日本の経済水域の約30%を抱え、安全保障で重要な拠点になっている地域事情を国や都に訴えて、何らかの補助制度が必要、と考えています。

石渡補足9:コミューター路線への補助

沖縄や対馬などの離島、あるいは北海道内、大阪・但馬線など、いわゆるコミューター路線について、国や自治体などによる公的支援はすでに実施されている。

そのため、飛行場開設と羽田・小笠原線が実現した場合に、国・都による援助は、無理筋というわけではない。

オスプレイが「夢の飛行機」

一木:実は、よりハードルが低い、セーフティネットの整備方法があります。

石渡:それは何ですか?

一木:オスプレイのような垂直離発着のできるティルトローター機の活用です。

石渡:あの何かと騒がれている、オスプレイですか?

石渡補足10:オスプレイ

 ティルトローター方式による垂直離着陸機。

日本では愛称のオスプレイがほぼ定着している。

2012年に岩国飛行場に搬入され、日本での配備が進められている。

試作機の段階から事故が絶えなかったため、安全性を疑問視する反対派がいる。

特に配備されている沖縄では、2016年12月、給油訓練中のトラブルから浅瀬に不時着。それもあって、反対論が根強い。

たとえば、 地元紙・沖縄タイムスの2017年1月13日記事「オスプレイ事故1カ月 沖縄で不安が消えない3つの理由」などに詳しい。

一方、

http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/27/what-is-osprey_n_5624315.html ハフィントンポスト記事(2014年7月28日)

によると、2012年防衛省資料では、

「10万飛行時間あたりの事故率は1.93(海兵隊平均は2.45)」

とある。

一木:はい。もし、硫黄島に配備されている自衛隊ヘリがオスプレイに変われば、硫黄島→父島・母島→内地で飛べるので、5時間程度での急患搬送が可能となります。今は硫黄島→父島・母島→硫黄島→羽田なので11時間かかります。定期航空路よりは、ハードルが低いです。実際、2013年には小野寺五典・防衛大臣(当時)が同様の発言をされています。

石渡:まさか、ここでオスプレイが出てくるとは思いませんでした。

小笠原村議会はオスプレイ「常駐」を決議

一木:息子が2013年に急患搬送で内地に運ばれたのを契機に行動しました。2014年3月の村議会では私ともう1人の村議の連名で、オスプレイの小笠原での活用を求める決議を上程。賛成多数で可決されました。その結果、小野寺防衛大臣が米軍の沖縄最高司令官と共に、オスプレイで小笠原を訪れてくれました。小笠原にとって、オスプレイは「夢の飛行機」と私は考えます。

石渡補足11:小笠原村の決議

決議は4対3で可決された。

石渡:オスプレイは定期航空路としても活用できるのですか?

一木:オスプレイは軍用機なので民間機として使えません。でも、2019年にAW609という9人乗りの民間ティルトローター機が世界デビューする予定です。5-6年後には受験生はもちろん、妊婦さん、急病人、高齢者などがティルトローター機に乗って快適に内地を行き来できるようにしたいと思っています。そうなれば、センター廃止後の新制度試験開始の少し後くらいには、2泊3日で受験できるようになるかもしれませんね。

石渡:ありがとうございました。

「大学ディープ紀行」は、このYahoo!個人(石渡嶺司)の中で、大学に関連したルポやインタビューなどを今後、展開していく予定です。

なお、掲載頻度は、「シェフの気まぐれサラダ」に入る具材、ディスカウントストアの値付け並みにいい加減、もとい、不定期です。

ネタの投稿、自薦・他薦などありましたら、ディープかどうかに関係なくお待ちしております。

大学ディープ紀行・1回目:日本の天文学プロジェクトチームはハワイにたどり着けるのか~1億円が出せて旅費80万円が出せない謎(2016年5月16日)

大学ディープ紀行・2回目:近畿大「深夜アニメ20本視聴」講義の実況中継ルポ~想像の斜め上を行くガチ中のガチだった!(2016年5月23日)

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大学ジャーナリスト

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計31冊・65万部。 2023年1月に『ゼロから始める 就活まるごとガイド2025年版』(講談社)を刊行予定。

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