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ネイルアートを男性にもすすめる3つの理由

岩佐大輝起業家/サーファー

日本ではビジネスの初対面で必ず名刺交換をします。残念ですが、最近では若干面倒な慣習だととらわれがちです。ぼくは1年でおそらく数千枚の名刺交換をするので、せっかくだからそれをどうやって面白い時間に変えられることができるか、試行錯誤を繰り返してきました。ネイルアートを始めてから、それがとにかくポジティブな時間になったのです。

その1 名刺交換のインパクトを最大化させよう。

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名刺交換の際は、両手で親指を上に名刺を差し出します。そこで、もしネイルにかわいい自社のCIや新商品、もしくはキャラが書いてあれば、それは圧倒的なインパクトになり、どんどん会話がはずみます。相手がええ!っていう感じでネイルに気が付いてくれて、そこから話がはずんだらそれは大成功です。

もし相手が、一瞬でネイルから目をそらし他の話題を始めたとしたら、あなたがオネエだと勘違いされた恐れもありますから、その場合はすかさずフォローの会話をいれましょう。

その2 定期的に自分をリセットするための癒しの時間をつくろう。

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残念ながらネイルアートは3週間ほどでくずれてきます。それをメンテナンスし続けるのは本当に大変です。まして、それが自社のCIや新商品のロゴであれば、汚くしておくのは逆効果になります。これを維持するために数週間に1度はネイルサロンに通う必要があります。これが面倒だと思われがちですが、通ってみるとこれはかなりの癒しの時間になります。ネイリストの方々は、ネイルのテクニックはもちろんですが、私たちをリラックスさせてくれる会話もとても上手です。そしてネイルサロンもそういう空間になっています。忙しいビジネスパーソンほど、習慣的に癒しの時間を作りましょう。

その3 セルフブランディングのPDCAを高速回転させよう。

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男性ネイルはこれからブレークするかもしれません。今からやっておけば、早い人感を印象づけることができます。廃れたらすぐにやめれば済むことです。新しいことにどんどんチャレンジして反応を見ながら、セルフブランディングにおいてもPDCAを高速回転させていきましょう。トレンドをフォローするだけでなく、トレンドを作ることはビジネスパーソンにとってとっても大切な力です。

起業家/サーファー

1977年、宮城県山元町生まれ。2002年、大学在学中にIT起業。2011年の東日本大震災後は、壊滅的な被害を受けた故郷山元町の復興を目的にGRAを設立。アグリテックを軸とした「地方の再創造」をライフワークとするようになる。農業ビジネスに構造変革を起こし、ひと粒1000円の「ミガキイチゴ」を生み出す。 著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『絶対にギブアップしたくない人のための成功する農業』(朝日新聞出版)などがある。人生のテーマは「旅するように暮らそう」。趣味はサーフィンとキックボクシング。

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