スキーバス事故の原因はブレーキの可能性が高まる

軽井沢のバス事故の件、今までマスコミは運行管理やドライバーの技量などが主な原因だと考え、それ以外を探そうとしなかった。という状況の中、やっと本当の事故原因を解明する情報出てきた。例えば下にリンクしたサンスポの記事によれば、事故現場手前の右カーブに100mくらい接触し、左輪(アウト側)のタイヤ痕だけ残っていたという。ただ、これだけ読むと居眠りの可能性も。

サンスポCOM

その後、日経Webが国交省の監視カメラが250m手前からブレーキランプ点灯してるという情報を引き出してきた。ブレーキランプはブレーキペダルに直結しているため、こうなれば居眠りでなく、当然ながらドライバーに意識があり、ブレーキは踏んでいたということになる。少なくとも250m手前からブレーキ踏んだまま、80km/hを超える速度で飛び出したコーナーに差し掛かった。

日経Webの記事

仮に事故現場手前の右カーブで片側輪走行になったとしても、250mの距離をそのまま走ることなど考えにくい(スタントマンでもバスの片輪走行は難易度高い)。また、片輪走行であってもブレーキ踏めば確実に減速する。もっと言えば、片輪走行だったら国交省の監視カメラにハッキリ写っていることだろう。おそらく本日(1月20日)中に、これらの情報は出てくると思う。

もし片輪走行でなく、事故現場手前の右コーナー手前からブレーキランプが付いていたならどうか。ブレーキ効かないまま右コーナーに進入し、接触。その状態でブレーキ効かず下り坂で速度を上げ、事故の起こした左コーナーに進入したことになる。となれば、事故当日に書いた記事の通りだ。事故を場所やその前の道路、事故時の速度、タイヤ痕など考えれば、最も可能性高い。

1月15日の記事

今後、乗客から聞いた事故時のドライバーの反応や、手前でガードレールに接触して大きな音が出た等々、今まで現場の記者さん達が公開していなかった話も出てくることだろう。となれば早急に調べたいのは「なぜ」ブレーキが効かなかったか」という点である。考えられる原因となると多くない。皆さん指摘するだろうブレーキの過熱は、下り坂に差し掛かった直後のため除外していい。

四つのタイヤ全てにブレーキ掛かっていないことを考えれば、ブレーキ圧を発生させる装置(乗用車で言えばマスターバック)か、配管の破れや折損などでブレーキフリュードが一気に抜けたかのどちらかしかないと思う。いずれも経年劣化と整備不十分で発生する可能性大きい。バス火災の多発と同じく、経年劣化起因のトラブルなら業界の課題になってくる。古いバス全て早急に点検をすべきだろう。

追記・ギアがニュートラルだったとの情報。ニュートラルで走ることなどあり得ないため、フットブレーキが聞かなかったためシフトダウンしようとしたんだと思う。けれど当該バスのリモコンシフトは車速と回転数に差があるとシフトダウンを受け付けずニュートラルになってしまいます。