ゴールデンウィーク後半は、高気圧に覆われて、晴れる日が多くなります。4日～5日は雨雲がかかりますが、雨が長い時間降り続くことはない見込みです。一方、沖縄や奄美は、連休中に梅雨入りの可能性があります。

2日～3日は晴れて暑い

2日（土）は、全国的に晴天です。3日は、九州など西日本で天気が下り坂ですが、東日本・北日本を中心に広く晴れます。

4月下旬から高温の空気が列島に流れ込んでいて、晴れれば、気温が上がります。西日本・東日本では25℃を超える所が多く、内陸では30℃に達する所も。

運動時や、車の中の子供の熱中症など、注意が必要な暑さですが、加えて気をつけたいのが水の事故です。気温が上がるほど、水の事故は増える傾向があります。水辺では、子供や飲酒した大人から、目を離さないようにしたいところです。

4日～5日の天気の崩れは意外と小さい？

4日（祝）は西日本を中心に、5日は東日本・北日本を中心に、雨が予測されています。

ただ、低気圧の大きな雨雲ではなく、前線による比較的ほっそりした雨雲です。西から東へスムーズに移動して、長く降り続く感じではありません。雨雲の発達具合によっては、ほとんど降らずに終わる可能性もあります。

予報ほど雨が降らないと「天気予報を見て予定をやめたのに…」とお叱りをいただくことも多いのですが、予定をキャンセルするかどうか、今回は早くから決めつけずに、なるべく最新の予報を確認したほうが良いパターンです。

沖縄・奄美は梅雨入りか

気象庁の週間予報に、「意図」が込められていると感じる時があります。

晴れが並んでいた週間予報が、ある日ガラッと変わって曇りや雨が並ぶと、「梅雨入りを考えているんだな」と感じる場合などです。

沖縄・奄美の週間予報に、3日（祝）以降、曇りや雨が並ぶようになってきました。

たしかに、前線の雲が、沖縄周辺を行き来することが増えてきていますので、曇りや雨が続けば、もう梅雨入りしてもおかしくない状況です。

平年では、沖縄の梅雨入りは5月9日頃。梅雨入りは、そう遠くなさそうです。