澤穂希選手がお手本! アラフォーでキャリアを持つ女性の結婚術【1】~格差婚のススメ
サッカー女子日本代表の澤穂希選手(36)=INAC神戸=が8日に入籍。
お相手はJ1仙台の強化・育成部で働く辻上裕章氏(38)で、10年来の“友人”だったそうです。
澤選手は2011年に日本のW杯優勝に貢献し、国際サッカー連盟(FIFA)女子年間最優秀選手賞を獲得した、女性サッカー界の“レジェンド”。
一般で例えると、アラフォーでバリバリのキャリアを持つ女性ですね。
澤選手の結婚には、アラフォーでキャリアを持つ女性が見習うべき点があります。
婚活のプロの視点からご紹介します。
◆アラフォーでキャリアを持つ女性に~格差婚のススメ
辻上氏は澤選手との結婚を簡単に決断できたわけではなかったそうです。
ですよね~。
澤選手はW杯優勝の立役者で、女子サッカー界の頂点を極めた、唯一無二の存在です。
たいていの男性は、その肩書きや社会的地位を上回ることはできないでしょう。
収入面でも格差があるようです。
どちらも、クラブからの年収は1000万円を切り、遜色ないようですが、澤選手はスポンサーとの個人契約などを含めると年間1億円近くの収入があるそうですから。
誰と結婚しても、澤選手のお相手は『澤の夫』と呼ばれる宿命にあることは事実です。
そういった状況に、辻上氏も「相当の覚悟と自問自答を繰り返した」そうです。
決断できたのは、澤選手という女性・人間に魅力があったから。
多くは語っていませんが、辻上氏は、逆格差から生まれる余計なファクターを全て、ご自身の中からそぎ落としたのではないでしょうか?
そして、澤選手という女性・人間と一緒に一生を過ごしたいか、そうではないかだけを考えたのだと思います。
誰かのサポートは、サポートする相手を敬い、愛せるからこそできるのだと思います。
澤選手と辻上氏の結婚はまさに、相手を敬い、愛がある結婚で、国民的スターである澤選手の今後を辻上氏がサポートして支えてくれると思えるからこそ、ここまで周囲に祝福されるのではないでしょうか?
◆正確には「格差婚を厭わず視野に入れて婚活することのススメ」
私のところに相談にいらっしゃる年収の高い女性、キャリアを持つ女性は、婚活でお相手男性を探すとき
「私以上の年収を」
「私に見合う社会的地位を」
と、非常に高いハードルを設定する方が少なくありません。
でも、よく考えてみてください。
年収や社会的地位が高い男性は、実はご自身のお仕事など様々なことでお忙しい方が多いです。
女性のキャリアをたとえ認めてくれてはいても、サポートにまで手が及ぶかは疑問ですし、逆に、女性のサポートを必要とする男性のほうが多いのではないでしょうか?
たとえサポートする気持ちがあっても、サポートできる環境や状況にない男性との結婚は、結果的に、アラフォーまでキャリアを築き、頑張ってきた女性の生活スタイルを、希望しない方向に向かわせるだけのものになるかもしれません。
澤選手に学ぶべき結婚術を、冒頭では「格差婚のススメ」と書きましたが、省略せずに書くなら「格差婚を厭わず視野に入れて婚活することのススメ」です。
結婚を考えるアラフォー&キャリア女性は、男性の年収や社会的地位にこだわらず、婚活するといいかと思います。
アラフォー&キャリア女性の中には、「一度しか出会えない女性」「貴女を応援したい」と男性から思われる、素敵な女性がたくさんいるのですから。
(※)格差婚とは収入・家柄・名声などに格差のある二人が結婚すること。