総務省調査で日本のGoogle+利用率がLINEについで2位という謎の理由を推測する

昨日、Google+を中心に

「総務省の調査が発表されたんだが、自分たちGoogle+ユーザーでもおかしいと思う」

との投稿が回っていて、どれどれと見てみました。

平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報> 平成26年4月 総務省 情報通信政策研究所

訪問留置調査(全国125地点。ランダムロケーションクォータサンプリングにより抽出) 13歳から69歳を対象とする計1,500サンプル とあるので、ネットやってるとかやってない関係無く調査した1500人です。

この中に・・

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という報告があり、ソーシャル業界はみんなぶったまげたわけです。もし事実なら、STAP細胞の発見くらいのレベル・・。

なんと日本人の1/4以上がGoogle+を使っていて、FacebookやTwitterよりもずっと多いと!!

最新のデータはないかと思いましたら、Hivelocityさんがブログに書かれてました。

図版お借りしました。総務省の調査とFacebookやLINEやTwitterは差が無いのに、Google+だけが乖離!!!

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Google+ : 252万人Windows PCのみで、Mac OSやスマートフォン、タブレットを含まない・・・だ、そうです

Macやアプリを加えるともっと多いだろうとは推測されますが、それにしても総務省の調査のように推定で2700万人もが使っているようにはどうしても思えない。やはりなにかの間違いと思うしかない。

そこで他の総務省の調査データを見てみます。まずは年代別の利用率について

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あれ? 総合で利用率が2位のはずなのに・・・Google+は20代ではLINE、Facebook、Twitterに次いで3位。30代も同じ。40代は利用率2位、50代も2位、そしてなんと

60代のGoogle+のSNS利用率は第1位!!!

年齢が上がれば上がるほどGoogle+の利用率順位は上がり、なんと60代では第1位だ。

普通の業界人ならここであれっ?!と思うだろう。Google+で活性化している皆さんって、●AndroidユーザーをはじめとするGoogle依存度高い人 ●アニメとか好きな人 ●どっちかというとオタク系 ●エンジニア率高し みたいな感じなのです。60代は少なくともほとんど見たことない。

おかしい理由はここを見るとだいたいわかった。

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60代の81.7%がガラケーで、スマホが8.7%しかいないのに、Google+使ってる人が7.7%。なんとスマホ所有者のうち88.5%の利用率。ガラケーでもGoogle+の一部は使えるらしいがそこまで無理してる60代はいないと思います。

50代だと同様にスマホ所有率32.4%なのにGoogle+を使ってる人20.7%。

※タブレットとガラケーの組み合わせもいるかもしれないが少ないと思うので考えないことにしました。

このグラフには年齢分布もあるので、調査対象の年齢層比率を見ますと

10代 139人 9.2%

20代 223人 14.9%

30代 286人 19%

40代 296人 19.7%

50代 256人 17%

60代 300人 20%

と、暇な60代が最多数で、高年齢者に伺いました的な調査になってるわけです。

わたくし、「STAP細胞は存在する」と同じくらい大胆な仮説を立ててみました。すなわち、

高年齢者の多くは、GoogleとGoogle+の区別が付かなかった!!

ガラケーではGoogle+は使えない(一部は使えるらしい)けど、一応Googleの検索窓はついています。となると、アンケートの時に

「グーグルかい??ああ、なんかこれは使ったことある」と、チェックを入れてしまったのではないかと・・・スマホのユーザーならなおさらです。Googleを使ったことある60代が7.7%、50代が20.7%なら理解できる。もちろん他の年代でもこうした誤解が多かったのではないかと思われる。そうでないと数字が合わなすぎます。

総務省も税金でこういう調査するなら誰か気づけよと・・・。他の調査データと照らし合わせたらすぐわかるはず。総務省はネットの利用とかソーシャルについて管轄されている省庁なわけですが、こんなのでいったい大丈夫なのかと思った次第です。少なくとも国としてのリリースなんだから、もうちょっと内容をきちんと確認して頂きたいです。