ミレニアルズが聴いても理解不能であろう名曲ベスト5(ごく私的な)

ドーナツ盤の例として。1980年代とは、こんなディケードでした。

昨年末、BSにて矢野顕子のデビューアルバム「JAPANESE GIRL」を振り返る、みたいな番組を観ていて。たしかに「電話線」は名曲だけど、最近の若い子には伝わらんだろうとも思いました。

そこで、ミレニアルズ――一般には1980年代から90年代半ば生まれを指すことが多いようですが、ここではごく単純に21世紀生まれ――に理解不能であろう歌詞をふされた曲の中から、ごく個人的なベスト5をあげていきたいと思います(歌詞の引用はしませんので、気になる方は検索を)。

第5位 アルカラ「ビデオテープ」

神戸出身のバンドで、言わずと知れた「ロック界の奇行師」。2012年発売のアルバム「ドラマ」から。

10年前の古びたVHS…。今の中高生くらいからが、磁気媒体に何かを記憶させた記憶のない世代のように思います。留守番電話のマイクロカセットがどうしたこうしたって曲も、探せばありそう。そう言えば、「ポケベルが鳴らなくて」なんてのも90年代にはありました。また某リアリティ番組から出てきたサムシング・エルスにも、「ビデオテープ」という曲があるよう。

第4位 ガガガSP「ヘイミスターアンダーグラウンドマン」

引き続き神戸から。2005年のアルバム「無責任一家総動員」。気になる女の子に、自分の好きな曲を詰め込んだ「ベストMD」を渡したら…、みたいな思春期ソング。磁気媒体どころか、MDもとんと見かけなくなりました。そう言えば、嵐・二宮和也作詞の「カセットテープ」という曲もあるのだとか。フロッピーディスクのことも、誰か歌ってあげてくれていればいいのですが。

第3位 大滝詠一「A面で恋をして」

すいません。新人類と呼ばれた世代なもんで。A面とB面とか、両A面とか。そんな概念、今通じるんでしょうか。一曲ずつダウンロードする世代にとって、シングルレコードやらドーナツ盤やらは、エジソンの円筒型蓄音機と同様な存在なのかもしれません。プリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」にある「針」もなぁ。さらに「ブラウン管」もなぁ。

第2位 RCサクセション「トランジスタ・ラジオ」

やはり、1980年代初頭の名曲を。周波数をあわせる、チューニングするといった経験も、もはや絶滅しつつあると思われます。アンテナすらも、あまり身近なものではなくなりました。山下久美子「恋のミッドナイトD.J.」も、たしかこの頃。

第1位 矢野顕子「電話線」

まぁ、こんな記事を上げようと思ったきっかけの曲なので。1970年代、矢野顕子デビューの頃、こちらは中学生でした。ラジオから流れてくる矢野顕子、中山千夏&佐藤允彦、憂歌団、高田渡…。昭和どころか、20世紀も遠くなりにけり。ヤバイTシャツ屋さんの「無線LANばり便利」も、恋する相手とつながりたい気持ちを歌った、名曲なんですけどねぇ。「電話線」から40年、経ったんだなぁ。