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6月4日、日本のワールドカップ出場決定?「もし、今日決まらなければどうなるのか」を念のために確認

小野寺俊明スポーツPRコンサルタント/スポーツ企画工房 代表取締役

詳しくは下記の記事を読んでいただくとして、日本が2位以内に入れない条件は、以下の4つの条件が全て揃った時だけで、感覚的に言えば99.9%出場できるという状態にある。ゆえにTVで言われるように「運命の一戦」というほどの状況ではない。むしろ、3位のオーストラリアにとって、負ければワールドカップ出場が遠のく「負けられない、運命の一戦」である。

★日本敗戦も「ワールドカップ出場は決まったも同然」の理由

・日本がオーストラリア、イラクに2連敗

・イラクがオマーン、日本、オーストラリアに3連勝

・ヨルダンがオーストラリア、オマーンに2連勝

・ヨルダンが日本との得失点差「16」を逆転(同じ得失点差なら総得点)

日本は6月4日のオーストラリア戦に勝つか引き分ければ、その時点でグループ2位以内が確定し、ワールドカップ出場が決定する。史上初のホームでの決定を期待したいが、勝負事は万が一もありうる。そうなった時に慌てないように(?)、日本がワールドカップ出場を決める日時と条件を確認しておこう。

【6月4日(火)】

◆19:30 日本vs.オーストラリア

・日本が○か△で出場が決定。

・日本が●の場合は出場は決まらず。その場合の順位は以下の通り

1位 日本 勝点13(残り1試合)

2位 オーストラリア 勝点9(残り2試合)

3位 ヨルダン 勝点7(残り2試合)

4位 オマーン 勝点6(残り2試合)

5位 イラク 勝点5(残り3試合)

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◆22:00 オマーンvs.イラク

・イラクが△か●で日本の出場が決定。

・イラクが○で日本の出場は決まらず。その場合の順位は以下の通り

1位 日本 勝点13(残り1試合)

2位 オーストラリア 勝点9(残り2試合)

3位 イラク 勝点8(残り2試合)

4位 ヨルダン 勝点7(残り2試合)

5位 オマーン 勝点6(残り1試合)

【6月11日(火)】

◆17:00 オーストラリアvs.ヨルダン

・オーストラリアが○か△で日本の出場が決定。

・オーストラリアが●で日本の出場は決まらず。その場合の順位は以下の通り

1位 日本 勝点13(残り1試合)

2位 ヨルダン 勝点10(残り1試合)

3位 オーストラリア 勝点9(残り1試合)

4位 イラク 勝点8(残り2試合)

5位 オマーン 勝点6(残り1試合)

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◆23:30 イラクvs.日本

・日本が○か△で出場が決定。

・日本が●で日本の出場は決まらず。その場合の順位は以下の通り

1位 日本 勝点13(残りなし)

2位 イラク 勝点11(残り1試合)

3位 ヨルダン 勝点10(残り1試合)

4位 オーストラリア 勝点9(残り1試合)

5位 オマーン 勝点6(残り1試合)

【6月18日(火)】

◆17:30 オーストラリアvs.イラク

・イラクが△か●で日本の出場が決定。

・イラクが○で日本の出場は決まらず。その場合の順位は以下の通り

1位 イラク 勝点14(残りなし)

2位 日本 勝点13(残りなし)

3位 ヨルダン 勝点10(残り1試合)

4位 オーストラリア 勝点9(残りなし)

5位 オマーン 勝点6(残り1試合)

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◆25:00 ヨルダンvs.オマーン

・ヨルダンが△か●で日本の出場が決定。

・ヨルダンが○で日本の出場はヨルダンとの得失点差での争いに。その場合の順位は以下の通り

1位 イラク 勝点14

2か3位 日本 勝点13

2か3位 ヨルダン 勝点13

4位 オーストラリア 勝点9

5位 オマーン 勝点6

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【グループB 順位表(3月26日終了時点)】

1位 日本 勝ち点13 得失点差+10(6試合/4勝1分1敗/得点14・失点4)

2位 ヨルダン 勝ち点7 得失点差-6(6試合/2勝1分3敗/得点6・失点12)

3位 オーストラリア 勝ち点6 得失点差±0(5試合/1勝3分1敗/得点6・失点6)

4位 オマーン 勝ち点6 得失点差-3(6試合/1勝3分2敗/得点6・失点9)

5位 イラク 勝ち点5 得失点差-1(5試合/1勝2分2敗/得点4・失点5)

※勝ち点が同じ場合は以下の優先順位で決定

1 グループ内での得失点差

2 グループ内での総得点

3 当該チーム間での勝ち点

4 当該チーム間での得失点差

5 当該チーム間での総得点

スポーツPRコンサルタント/スポーツ企画工房 代表取締役

「スポーツPRコンサルタント」「スポーツWebサイトプロデュース」「スポーツライティング」を行う株式会社スポーツ企画工房代表取締役。スポーツ団体や選手、テレビ局のスポーツサイトを数多く立ち上げたほか、スポーツ団体やチームの運営・広報、SNSやWeb戦略のアドバイザーを務める。また、プロバスケットボール「bjリーグ」や卓球「Tリーグ」の設立に関わった。2006年から11年までは中央大学商学部客員講師としてスポーツビジネスを教えた。

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