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【東京モーターサイクルショー16】スズキ、次期「GSX-R1000」はクラス最高性能を予告

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
東京モーターサイクルショー2016 SUZUKI

スズキブースでは昨年のEICMAで発表した輸出モデル、新型『SV650 ABS』や日本初公開となる次期『GSX-R1000』のコンセプトモデルなど7台が参考出品となる。

多くのファンが待ち焦がれている新型R1000は2017年に市販化を予定で、今秋のモーターショーでより詳しい情報がアナウンスされそうだ。走る、曲がる、止まるを極めたモデルとして、「ナンバーワン・スポーツバイク!」をコンセプトに現在最終段階の開発が進められているという。クラス最高のトップパフォーマンスを目指し、最新電子制御はもちろんのこと、ベースモデルとしてのポテンシャルを引き上げることでドライバビリティの向上を図る。

また、「SV650」は国内モデルを6月にも発売予定か。先代から受け継ぐ伝統のVツインエンジンをリファインして剛性バランスを最適化した新設計スチールフレームに搭載。Vツインらしさをスタイリングや走りで表現したモデルとなっている。エンジンは低速の鼓動感が強調され、ツインプラグ化によりベースモデルのグラディウスから4psアップ。軽量コンパクトなボディにより同比較で8kgもの軽量化を果たしている。燃費もリッター26kmと大幅に向上するなど、性能面でも現代に相応しいレベルにアップグレードされた。

現行モデルも充実。昨年発売されて話題となったロードスポーツ「GSX-S1000/F ABS」の他、「隼(ハヤブサ)」や「V-Strom1000 ABS/V-Strom650XT ABS(オプション装着車)」など国内大型モデルを中心に出品。さらに昨年からMotoGPに復帰したスズキのファクトリーマシン「GSX-RR」を展示。フルバンクを再現した跨り撮影コーナーを設けるなど、実際に触れて楽しめる車両を数多く展示しているのが特徴だ。

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出典:レスポンス

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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