AKB48チーム8の舞台「絢爛とか爛漫とか」の宣伝でも活用されたSHOWROOM

事前にSHOWROOMを見ていると本番の舞台も楽しめる (C) AKS

2016年9月10日から19日までチーム8メンバーが出演している舞台「絢爛とか爛漫とか」が上演されている。舞台での様子については別のところで紹介しているので、ここでは舞台出演メンバーが開演前に稽古中の様子をSHOWROOMの中で伝えてファンとコミュニケーションを行っていたことに焦点をあててみたい。

AKB48総選挙、れなっち総選挙で台頭してきたSHOWROOM

SHOWROOMはアイドルやタレントがスマホやPCから自分でリアルタイムにライブ動画を配信して、それをスマホやPCで見ているファンがリアルタイムにコメントを書き込んで、そのコメントを見ているアイドルらが反応して、ライブ動画でコメントを返したりしている。また他にも番組の中継などにも活用されている。「仮想ライブ空間」をキャッチコピーにしているように、スマホやPCの前にリアルタイムにアイドルやタレントがいて、コメントを書き込んで、そのコメントをアイドルが拾ってくれるので、まさに仮想(バーチャル)な会話をスマホやPCを通して楽しむことができる。

AKB48では2016年6月の選抜総選挙、8月のれなっち総選挙でも活用されていた。メンバーがスマホやPCの前のファンに向かってアピールしたり、ファンが書き込んだコメントに返事をしたり、ファンからのリクエストに応えて歌を歌ったり、物まねをしたりとスマホの向こうにいるファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。SHOWROOMではいつもは握手会でも数秒程度しか会えないメンバーが、自分のコメントに反応してくれたり、自宅からすっぴんで配信するなどファンにも人気だ。SHOWROOMを見てファンになったという人もいる。

SHOWROOMの動画はリアルタイムで、その場でコメントを書き込んだりとアイドルとファンのコミュニケーションを楽しむものだが、ネットでの動画配信という特性から大量にYouTubeなどにもアップされているので、仕事や学校でリアルタイムにSHOWROOMで見れなかった人も、探すとどこかで動画を見つけることができる。またお気に入りのメンバーのSHOWROOMはリアルタイムでSHOWROOMで見るが、それ以外のメンバーの動画はあとで動画検索して見るという人も多い(SHOWROOMには過去の動画アーカイブはない)。

SHOWROOM配信前の厳しいレッスン (C)AKS
SHOWROOM配信前の厳しいレッスン (C)AKS
SHOWROOMには稽古中のシャツで登場 (C)AKS
SHOWROOMには稽古中のシャツで登場 (C)AKS

「絢爛とか爛漫とか」の宣伝もSHOWROOMで:チケットも完売

れなっち総選挙は2016年8月28日に選抜メンバーが加藤玲奈からSHOWROOMで発表された。そしてちょうどれなっち総選挙のアピール配信をSHOWROOMで行っている8月23日から舞台に出演するチーム8のメンバーがSHOWROOMで、毎日2人ずつ舞台の裏話や毎日の稽古の様子や宣伝を9月7日まで行っていた。最後の日には全員登場していた。

チーム8は大人気だが「絢爛とか爛漫とか」のチケットは16日だけが完売していなかった。そこでメンバーらがSHOWROOMでファンに向かって「16日が完売したら、アフタートークの時に2人で歌を歌います。歌ってほしい曲を755で募集しています」と小田えりなと永野芹佳がアピールしていた。そしてチケットも全て完売し、SHOWROOMでメンバーらがファンらに感謝して、小田えりなは「チケット完売してから稽古の気合もメチャ入りました」とコメントしていた。チーム8の舞台稽古中のSHOWROOMはファンしか見ないだろうから、SHOWROOMを通じてファンに舞台の楽しさを伝えて、それが功を奏してチケットはきっちり完売した。そして舞台は9月10日から始まったが実際に客席は満席で、とても盛り上がっている。

また太田奈緒はSHOWROOMでファンに向けて「入金締切は本日9月4日24時までだから、入金忘れないでね」とクリップを出して呼びかけたりもしていた。「入金とか生々しい。でも握手会とかもだけど入金忘れたとかいう人が多い」と一緒に配信していた佐藤七海もファンに注意を呼びかけていた。

多いに盛り上がっている 本番の舞台「絢爛とか爛漫とか」 (C)AKS
多いに盛り上がっている 本番の舞台「絢爛とか爛漫とか」 (C)AKS
SHOWROOMでのグダグダ感とは全く違う本番の舞台 (C)AKS
SHOWROOMでのグダグダ感とは全く違う本番の舞台 (C)AKS
 事前にSHOWROOMを見ていると本番の舞台も楽しめる(C)AKS
事前にSHOWROOMを見ていると本番の舞台も楽しめる(C)AKS

SHOWROOMで稽古中もファンとコミュニケーション

このようにファンへのアピールや注意喚起、舞台の稽古の様子や宣伝以外は、あとはいつものSHOWROOMのようにファンのコメントを読んでコミュニケーションを楽しんだり、パピプペパピコゲームやマジカルバナナゲームを出演メンバー6人でやって負けたメンバーが萌え台詞をファンに向かって言うなど自由気ままでポップな配信を行っていた。

今回の舞台は昭和初期を舞台にしており、ファッションや言葉や仕草も違う。さらに円形ステージという難関な舞台を約2時間メンバー4人でこなさなくてはならない。覚える台詞も物凄く多かった。稽古中はそれらを覚えて稽古を終えてから夜にはSHOWROOMでスマホの前のファンとのコミュニケーションを行っていたが、SHOWROOMでは一切弱音を吐いたりすることもなく楽しく配信していた。むしろ厳しい稽古のストレスを全てぶつけるかのように楽しんでいた。

舞台の稽古中は稽古に専念しているので、ファンと接することができないし、メディアには出られないことが多く、その様子は755やブログ、モバメなど限られたツールだけになるが、テキストでは伝えにくいものもある。動画でリアルタイムにファンとコミュニケーションができるSHOWROOMは舞台稽古期間中などには最適なコミュニケーションのツールだ。特にメディアやイベントの出演などは時間の拘束も多いがSHOWROOMなら稽古が終わってから、どこからでも簡単に配信して、ファンとコミュニケーションを取ることができるので、メンバーにとってもファンにとっても嬉しいことだ。短期間での厳しい稽古中のSHOWROOMは舞台の宣伝が本来の目的だが、メンバーにとっては良い気分転換にもなっていただろう。

9月10日から始まっている舞台「絢爛とか爛漫とか」は大いに盛り上がっている。SHOWROOMを事前に見ていたファンは稽古中の裏話を聞けたので、本番の舞台も何倍も楽しめる。本番では当然だがSHOWROOMでの楽しいグダグダ感は一切ない演技が披露されており、そのギャップも魅力的だ。

SHOWROOMは「仮想ライブ空間」をキャッチコピーにしているようにネットを介してスマホの前でメンバーらとリアルタイムにコミュニケーションができる。現実世界での舞台「絢爛とか爛漫とか」は360度円形ステージで客席から舞台までが10メートル未満でメンバーの演技やアフタートークが楽しめる。スマホの前でのメンバーのトークも楽しいが、やはり現実世界で目の前にいるメンバーの舞台の方が迫力があって楽しめる。

厳しい舞台稽古中のメンバーはこの衣装のまま SHOWROOMで配信 (C)AKS
厳しい舞台稽古中のメンバーはこの衣装のまま SHOWROOMで配信 (C)AKS
小田えりな以外は全員が初舞台のチーム8 (C)AKS
小田えりな以外は全員が初舞台のチーム8 (C)AKS