イスラエルのコカ・コーラ、世界初「自撮りボトル」開発:コーラ飲んでいる姿をSNSアップで宣伝効果期待
イスラエルのコカ・コーラが自撮り機能を搭載したボトルを開発した。500mlのコーラのボトルの底にカメラが内臓されており、70度に傾けると自動的に撮影する。つまりコーラを飲んでいる姿が自動的に撮影することができるようだ。自撮り機能がついたボトルは世界初らしい。
SNSに拡散でコカ・コーラの宣伝に
これはイスラエルのコカ・コーラが、毎年開催される「Coca-cola Summer Love イベント」でコンセプトを披露したボトルで、地元の広告代理店Gefen Teamと一緒に開発した。
現時点では、イベント時のボトルで、今後商用化されるかどうかはわからない。だが、コカ・コーラとしては撮影した「コカ・コーラを飲む姿の写真」をFacebookやTwitterなどのSNSでアップして拡散してもらい、コカ・コーラの宣伝にもつなげていきたいとのことだ。飲んでいる時に勝手に撮影されるのが嫌な人は、通常のボトルを購入すればいい。
Beverage Marketing Corporationによると、世界規模で炭酸水系の販売は減少傾向にある。また世界でコカ・コーラを飲む人のほとんどが45歳以上らしいので、コカ・コーラとしても販売の底上げと若者へのアピールを図っていきたいところだ。
自撮り機能付きのボトルを販売するには、捨てる時やリサイクルなどの課題もあるだろうが、近い将来、自撮り機能を搭載したコカ・コーラのボトルが世界中で販売されるかもしれない。