賞金女王イ・ボミにも意外な副収入!? 韓国女子ゴルファーたちの副業と“財テク”
「第35回フジサンケイレディスクラシック」が本日4月22日から開幕する。昨年は悔しい準優勝だったイ・ボミも、5週間ぶりに国内ツアーに参戦。国内4戦目の今大会で、今季2勝目を虎視眈々と狙っていることだろう。「アクサレディス in MIYAZAKI」優勝、賞金ランキング3位のキム・ハヌルが出場しないのは残念だが、昨季賞金女王であるイ・ボミのプレーに注目したい。
(参考記事:日本で火花散らすイ・ボミとキム・ハヌルの“ゴルフ好敵手物語”)
振り返れば、昨シーズン賞金女王に輝いたイ・ボミが稼いだ獲得賞金は、2億3000万円以上。平均的なサラリーマンの生涯年収を1年で軽く上回っているわけだが、決して満足しているわけではないようだ。というのも、本国・韓国でしっかり“財テク”しているからだ。
イ・ボミは2013年に京畿道の水原市に“イ・ボミのスクリーンゴルフ”という名称で、990平方メートル規模の大型シミュレーションゴルフ場を開設。韓国のゴルフ好きたちの間で、非常に人気が高いそうだ。イ・ボミは韓国メディアに、「日本でツアー生活をしているためスクリーンゴルフ場にはあまり行けません。でも、韓国に帰るたびに訪れて、サインをしたり写真を撮ったりするととても喜んでもらえます」と話していた。以前、イ・ボミを取材した際に手軽な練習方法を教えてくれた彼女だけに、シュミレーションゴルフ場を訪れたファンにもきっと優しいアドバイスをしているに違いない。
(参考記事:すぐできる!! イ・ボミ式のお手軽ゴルフ上達練習)
ちなみに、イ・ボミに限らず韓国女子ゴルファーの間でシミュレーションゴルフは最も人気のある財テクのひとつ。KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアーを代表する美女ゴルファー、アン・シネもその実践者。ソウル・江南にある“オーナーズ・スクリーンゴルフ”がそれで、規模も大きく清潔感もあると好評のようだ。
(参考記事:美しくセクシーな韓国女子ゴルファー、アン・シネ。その発言もゴージャス!!)
韓国で流行している財テクといえば不動産投資だが、韓国女子ゴルファーたちの間でもそれは同じ。米国ツアーで活躍しているチェ・ナヨンが代表的人物で、彼女は2011年、ソウル江南に30億ウォン(約3億円)台のビルと、京畿道に10億ウォン(約1億円)台のタウンハウスを購入した。2013年にも京畿道に4億ウォンを投資して居酒屋をオープン。さらに彼女は、米国フロリダ州オーランドにプールつきの邸宅を購入しているというのだから驚きだ。稼いでいるチェ・ナヨンだからこそできる力技だろう。
(参考記事:チェ・ナヨンを進化させたワンフレーズ・アドバイス)
稼いでいるといえば、世界ランキング2位の“女帝”パク・インビは、会社まで設立した“事業家”としての顔も持つ。父親が営んでいたペットボトルを作る会社に、米国ツアーで稼いだ賞金30億ウォンを投資。会社名は「KIB」で、代表取締役は彼女の母親。パク・インビは50%を超える大株主として君臨しているそうだ。韓国ゴルフ界の女帝は、本業であるゴルフと同様に、財テクでもライバルたちとは一線を画している。
(参考記事:韓国女子ゴルフ史上最強最高の絶対王者パク・インビのスゴさとは!?)
風変わりな副業をしているのは、ヤン・スジンだろう。“オシャレ番長”、“フィールドのファッショニスタ”と呼ばれる彼女は、ファッションデザイナーとして活動しており、自身が着用するウェアのデザインにも参加。以前から語っていた夢に向かって進んでいる印象だ。
(参考記事:整形を告白!! 恋も多き韓国ゴルフ界の“おしゃれ番長”ヤン・スジン)
いずれにせよ、韓国女子ゴルファーたちがさまざまな副業&財テクを行えるのは、しっかりと賞金を稼いでいるからに他ならない。つまるところ、たしかな実力があってのことだ。
ちなみに今日から開幕する「第35回フジサンケイレディスクラシック」の賞金総額は8000万円。優勝賞金1440万円を手にするのは誰か。注目したい。