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イ・ボミとキム・ハヌルの後輩で韓国女子ゴルフ界の“セクシークイーン”!? アン・シネが注目されるワケ

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
美しくセクシーなアン・シネ(写真:ロイター/アフロ)

イ・ボミが今季初となる“タイトル防衛戦”に臨む。本日5月13日から始まる「ほけんの窓口レディース」に、ディフェンディングチャンピオンとして出場するのだ。大江香織、菊地絵理香、大山志保らとともにライバルと目されているのは、同じ韓国人女子ゴルファーのキム・ハヌルだろう。

イ・ボミとキム・ハヌルは、今季ツアー1勝ずつ。お互い良き友人でもある彼女たちは、1988年生まれの同年齢であるばかりか、出身大学も同じ建国大学校という共通点がある。

日本で火花散らすイ・ボミとキム・ハヌルのゴルフ好敵手物語 ヤフーニュース個人 2016/03/23

奇しくも、そんな建国大学校がこのたび設立85周年・開校70周年を迎え、韓国では同校を卒業したスポーツ選手たちが一堂に会するイベントが行われた。サッカー元韓国代表のファン・ソンホンやユ・サンチョル、元テニスプレイヤーとして世界ランキング36位だったイ・ヒョンテク、中日ドラゴンズでもプレーした元プロ野球選手イ・ジョンボムらが駆けつけている。残念ながら、イ・ボミやキム・ハヌルの姿はなかったが、ひときわ大きな注目を集めた女子プロゴルファーがいた。

彼女の名はアン・シネ。同じ大学出身のイ・ボミとキム・ハヌルと同じく“KLPGA広報モデル”に選ばれたこともある女子ゴルファーだが、日本では馴染みは薄いかもしれない。ただ、韓国では女子ゴルフ界屈指のスター選手としてその名が知れ渡っている。とてつもない人気と注目度を誇る女子ゴルファーなのだ。

(参考記事:韓国ゴルフ界最高の超絶セクシークイーン、アン・シネがスゴい!!

例えば、メルセデス・ベンツ・コリアは去る2月、今年のアンバサダー(広報大使)としてパク・インビとアン・シネを選んでいる。パク・インビといえば、世界ランキング2位、米女子ツアーで数々の記録を塗り替えている韓国のゴルフ女王だ。圧倒的な実力を誇る彼女が選ばれるのはある意味、当然だろう。

一方のアン・シネは、主戦場とする韓国女子ツアーでの成績が正直ぱっとしない。今季はまだ0勝で、賞金ランキングも43位(5月12日現在)。昨季こそ第37回「KLPGAチャンピオンシップ」を制したものの、それも実に5年ぶりの優勝だった。ゴルフの実力や記録だけで言えば、パク・インビとアン・シネには大きな開きがあると言わざるを得ない。

それでもアン・シネが選ばれたのは、彼女の圧倒的な注目度からだろう。そして、その注目度を生んでいるのは、アイドル顔負けの美貌とセクシーさだ。

(参考記事:写真23連発!! ミニスカートでプレーするアン・シネのセクシーな一挙手一投足

韓国ゴルフ雑誌の編集デスクは、以前こんなことを語ってくれた。

「顔もいいし、脚線美も素晴らしく、なおかつ大胆なファッションで注目を集め、韓国では“ゴルフ界のセクシークイーン”、“フェアウェイの女神”などと呼ばれています。特にファッションセンスは注目の的。以前、インタビューしたとき、“ウエストがゆったりしたものよりもタイトなもののほうが胸のラインがきれいに出る”、“試合のときはウェアのカラーマッチングに気を使う。頭から足元まで揃えたいタイプ”とも語っていました」

実際に韓国においては、美女ゴルファー=アン・シネといっても決して過言ではなく、SNSなどでプライベート写真を惜しげもなく披露するアン・シネ本人も「私はプロゴルファーである前に女性なのです」と語っているほど、美への意識も高い。

さらに、交友関係もゴルファー離れしており、芸能人の友人も多数いるという。有名女優や歌手とのツーショット写真をインスタグラムに公開しているところをみると、仲の良さがうかがえる。広い交友関係が一因となったのか、JYJユチョンとの熱愛説が報じられたことも。

(参考記事:ユチョンとアン・シネの熱愛説。当時の韓国の報道はどんなものだった?

まさにゴルファーという枠を飛び出して、芸能人のような注目を集めるスポーツ選手なのだ。本国・韓国ではイ・ボミやキム・ハヌルを差し置いて、圧倒的な人気を誇るアン・シネ。今のところ来日の情報は入ってこないが、いつか先輩であるイ・ボミやキム・ハヌルのように日本にやってくる日が来るかもしれない。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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