iPhone 8は5インチサイズを追加した3モデルに？背面にはガラスを採用か

ITジャーナリスト／炎上解説やデマ訂正が専門

2016/10/28(金) 11:30

Appleが2017年に発売する『iPhone 8（次期iPhone）』は、従来の4.7インチ・5.5インチサイズに新たに中間となる5インチサイズをくわえ、計3モデルになるとの情報が出てきました。

この情報は日経新聞のアジア方面に特化した英語ニュースサイト『Nikkei Asian Review』が、業界筋の話として伝えているものです。

5インチは現在多くのAndroid端末で採用されている5.2インチより少し小さいサイズで、ソニーモバイルコミュニケーションズの『Xperia X Performance SO-04H』や富士通の『arrows M03』とは同一サイズになります。

Appleが今になってこのような中間サイズを用意する理由は今のところ不明ですが、不満点とされているバッテリー容量の少なさを解決するため、もしくは噂の「Proモデル」として5インチサイズを準備しているのかもしれません。

背面はガラスでワイヤレス充電にも対応？

また、Nikkei Asian Reviewでは同一の情報源からの話として、「iPhone 8は筐体の背面を現在の金属からガラスに変更する」とも報じています。

この「背面ガラス」については、KGI証券のアナリストであるミンチークオ氏も先月公開したレポートで予測のひとつとして挙げていました。

KGI証券のアナリストであるミンチークオ氏がiPhoneについての新しいレポートを公開し、『iPhone 8』は『iPhone 4』シリーズのように前面、背面ともにガラスを採用したデザインになる可能性を示しました

ガラスを採用することで、iPhoneの防水性能や引っかき傷などへの耐久性を高められるとみられています。

さらにNikkei Asian Reviewでは、Yuanta Investment ConsultingのアナリストであるVincent Chen氏の話として「iPhone 8はワイヤレス充電機能を持つ」とも紹介しています。

サイズの話は最新のものですが、ガラス筐体やワイヤレス充電については『iPhone 7』のときにも業界筋から上がってきており、Appleではこれらの機能を搭載に向けて検証し続けていると考えられます。