V12戦直前、内山高志の今後
「これまでに痛めてきた右の拳、左肘の状態がいいので、ここ最近では一番いいコンデシションでリングに上がれます。内山本人も私も、V12には自信があります」
4月27日の相手は、ジェスレル・コラレス(パナマ)。6試合連続のKO勝ちとなるか?
無論、内山は目の前の試合に集中しているが、渡辺会長は既に先を見据えている。
「コラレスの次は、世界スーパーフェザー級正規王者となったハビエル・フォルトゥナとの交渉に入ります。WBAの指名試合ですし、内山の希望でもあるのでV13は海外でやらせたい。世界中の注目が集まるアメリカがベスト。内山もフォトゥナ戦が頭を過る部分はあるでしょう。でも、今はコラレス戦のことだけを考えている筈。切り替えができる選手ですからね。そして、V14は大晦日に日本でやらせてやりたい。日本人世界タイトル最多防衛記録を作り、さらに大きくなってほしいですね」
チケットはほぼソールドアウト。27日、内山はどんな戦いを見せるか?