台風6号は北海道東部に接近か。また今後発生予想の台風(7号)にも要注意。
台風6号は北海道東部を目指し北上へ
台風6号は小笠原諸島(父島)の東1000キロ以上離れた所を北上しています。
今後は日本のはるか東にある高気圧が勢力を強めるため、徐々に西寄りに押されながら北上し、あさって14日(日)夜~15日(月)にかけて、北海道の東部付近へ近付く予想です。
台風6号は当初の予想より発達することはなく北上しており、今後も目立って勢力を強めることはなさそうですが、北海道の東部では雨や風が強まり、一時的に荒天に見舞われる恐れがあります。
台風は比較的コンパクトで、暴風域も持たないまま北海道の東部付近へ進む予想となっており、今のところ、札幌や新千歳空港など、北海道の西側には大きな影響は出ない予想コースとなっています。
ただ今後も最新の進路予想や荒天予想にご注意下さい。
また関東以北の太平洋側では、土用波にも注意が必要です。
今後発生予想の台風(7号)にも要注意
フィリピンの東海上で昨日11日、熱帯低気圧が発生し、気象庁の予想では今後24時間以内にこの熱帯低気圧は台風へ発達する見込みです。
もし発生するれば台風(7号)ということになりますが、この台風(7号)は来週にかけて日本の南へ北上し、その後日本の天気に大きく影響を与える計算もあるため、発生後の気象庁の進路予想には十分ご注意下さい。
またもし台風(7号)が発生すれば、台風2号が7月24日に発生してからわずか20日間程度で6個目の台風が発生することになり、かなりのハイペース状態となりそうです。