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「この一戦こそが人生で最も重要な試合」 3階級制覇王者ローマン・ゴンサレス クアドラス戦直前一問一答

杉浦大介スポーツライター

Photos/Chris Farina, K2 Promotions

9月10日 ロスアンジェルス ザ・フォーラム

WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

王者

カルロス・クアドラス(メキシコ/27歳/35勝(27KO)1分)

挑戦者 元3階級制覇王者

ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/29歳/45戦全勝(38KO))

ーー明日の試合に向けて

RG:とても幸福で、やる気に満ちており、この機会が得られる私は恵まれている感じています。

ーーファンにどんな自分を見せたいか 

RG:僕のスタミナを見て欲しいですね。神に感謝しているし、本田会長、帝拳ジム、HBO、K2プロモーション、いつもサポートしてくれる日本のファンにも感謝していて、母国に新たなタイトルを持ち帰るというやる気に満ちています。

ーースーパーフライ級に上げてより力強く感じられるか

RG:より力強く、そしてより強いパンチを打てると感じます。 

ーークラドラスの長所は

RG:完成された選手です。私はすべてのボクサーをリスペクトしているし、小さなライバルというのは存在しない。ただ、この試合こそが僕の人生で最も重要な試合です。なぜならば、明日の試合に勝てば、僕はニカラグアに4階級目のタイトルをもたらす初めての選手になれるから。だからやれる限りの練習を積んできました。

ーースタミナに言及したが、KOは狙うのか?

RG:ただ自分の仕事をこなすだけで、KOは意識しない。コーナーの指示通りに戦います。KOできれば良いが、それを狙いはしません。必要ならば、20ラウンドだって戦う準備はできています。

スポーツライター

東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している

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