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新背番号「4」でホークス川島慶三は来季勝負!「金子圭がつけてくれ、と」

田尻耕太郎スポーツライター
来季、背番号「4」になる川島慶三

1桁背番はモチベーション

「1桁の背番号は、やはり野球選手としてはモチベーションになる。しっかりと責任をもって臨みたい」

ホークスの川島慶三の背番号が来季から「4」となる。

2014年7月にホークス移籍以来「35番」を背負ってきたが、今季までホークスの背番号で現役引退する金子圭輔から「4番をつけてほしい」とお願いされ、それが実現した形となった。

「今年の年賀状に『メシにたくさん連れて行ってください』と書いてあったから、今年一番に食事に連れて行った選手じゃないかな。彼のことを知って勉強になることもあったし、アイツが逆に吸収したこともあったと思う」

今季は怪我で苦しんだ

川島の今季は、シーズン序盤に二塁ベース上の交錯プレーがあり前半戦のほとんどを棒に振った。

「それでも後半戦に戻ってきたが、チームが2位に終わってしまったこと、自分としても結果が残せなかったのが悔しかった」

今季は20試合、打率.125.0本塁打、3打点の成績だった。

契約更改については「500万円ダウンの3500万円でサインしました」と堂々の告白。「(金額が)下がって、ありがとうと言うのは変かもしれないけど、怪我のことを考えてくれたのが伝わった」と納得の表情だった。

年明けは鶴岡と自主トレ

来季に向けては打撃力アップを一つの課題に挙げ、「アイツを使おうかと思ってもらえる選手でありたいし、昨年までの連覇を経験しているから2位は本当に悔しかった。ソコ(優勝、日本一)を目指して頑張りたい」と来季への意気込みを語った。

また、年明けは同僚の鶴岡慎也とともに沖縄・浦添で自主トレを行う予定だ。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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