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レブロンがシカゴのユニフォームを着る日

宇根夏樹ベースボール・ライター
ワールドシリーズ第7戦を観戦するレブロン(中央) Nov 2, 2016(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

レブロン・ジェームズはクリーブランド・キャバリアーズの選手だ。今後も数年間はそうだろう。今年8月、レブロンはキャバリアーズと3年1億ドルの契約を交わした。

だが、レブロンはもうすぐ、シカゴのユニフォームを着る。

と言っても、シカゴ・ブルズのユニフォームではない。シカゴ・カブスだ。念のために説明しておくと、キャバリアーズとブルズはNBA(バスケットボール)、カブスはMLB(ベースボール)のチームだ。

レブロンはドウェイン・ウェイド(ブルズ)とツイッターでやりとりし、ワールドシリーズでカブスとクリーブランド・インディアンズのどちらが勝つか、賭けをした。2人はマイアミ・ヒートでチームメイトだった。また、レブロンの出身地アクロンは、クリーブランドと同じオハイオ州にあり、車で1時間かからない。ウェイドはイリノイ州シカゴの出身だ。

ワールドシリーズはカブスが4勝3敗で制した。ウェイドはインスタグラムに、レブロンがカブスのユニフォームを着ている合成写真(その後ろから、ブルズのユニフォームを着たウェイドが笑いながら顔を出している)をアップし、「イエッサー!!! 賭けは賭けだからな。@kingjames 応じてくれたことに礼を言うよ!!! ああ、どんな姿を見せてくれるのか待ち遠しいぜ」と書き込んだ。

負けた方が、次に相手の本拠地を訪れる時、優勝したチームのユニフォームを着る。それが賭けの決まりだった。キャバリアーズは12月2日にブルズの本拠地、ユナイテッド・センターで試合を行う。

ウェイドがアップした写真のレブロンは、白地に青いピンストライプの入ったホーム用ユニフォームを着ているが、カブスのユニフォームにはグレーのアウェー用とブルーのオルタネイトもある。どうせなら、108年前にカブスがワールドチャンピオンになった時のユニフォームを着るのはどうだろうか。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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