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パイレーツの投手が赤ちゃんに英才教育!? 生後3ヵ月でブルペン入り

宇根夏樹ベースボール・ライター
ダニエル・ハドソン Jun 21, 2016(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

ピッツバーグ・パイレーツのダニエル・ハドソンが、ブルペンで投げる自身の写真をツイッターにアップした。

それだけなら、別に大したニュースではない。ただ、ハドソンの左後方には、赤ちゃんが写っている。

球場のクラブハウスに子供を連れてくるメジャーリーガーは、それほど珍しくない。アダム・ラローシュは昨春、14歳の息子を帯同する回数を減らすよう、シカゴ・ホワイトソックスに求められ、自身が引退してしまった。

ハドソンの場合、投げているのがどこかは書いていない。きっと、パイレーツの許可は要らない場所なのだろう。ハドソンと赤ちゃんの2人きりではなく、写真を撮影した人物(奥さんだろうか)と捕手も一緒にいるようだ。とはいえ、赤ちゃん連れのブルペン入りというのは、聞いたことがない。この子は昨年11月に生まれたばかりなので、まだ生後3ヵ月だ。

これは英才教育なのか? 単に溺愛ぶりを表しているだけなのか?

この子が生まれた直後にハドソンが書き込んだツイートによると、名前はパーカー・エリザベスという。そう、女の子だ。もしかしたら、彼女は将来、史上初の女性メジャーリーガーになるかもしれない。ちなみに、ハドソンには2歳の娘、ベイラー・レイもいる。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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