「自分探し」はなぜ失敗するのか:探せば探すほど自分が見えなくなる!?:子どもと大人の青い鳥の見つけ方
■「自分探し」って?
思春期、青年期は、自分探しの時期です。自我同一性(アイデンティティ)を確立する時期です。そのために、青年たちはもがきます。「自分探し」を始めます(30歳すぎても心は「青年」で、自分探しを続ける人もいますが)。
「自分らしさ」「本当の自分」を探し、自分に合った学校や職場を求めて、人はさまよいます。ネットの私が本当の私だと感じて、ネットにのめり込む人もいます。
ところが、下手な「自分探し」を始めた人々は、かえって問題をこじらせます。自分を探せば捜すほど、かえって自分が見えなくなるのです。閉じこもって、一日中ネットに接続し自分探しなどすると、かえって抑うつ状態が高まることが心理学からもわかっています。しかしもちろん、「自分探し」自体が悪い訳ではありません(ネット自体が悪い訳ではありません)。
どんな「自分探し」がダメなのか、どういう「自分探し」なら成長できるのか。心理学から解説します。
■自分探しによる抑うつ
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