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「一致する」「一枚岩で」とは:満場一致の組織はいずれ潰れる:キャラクターと役割を活かした組織のあり方

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真はイメージ:ぶつかることも必要)(写真:アフロ)

一致を強要すると、ブラック企業やカルトになります。大切なのは、行動の一致ではなく、魂の一致です。はみ出し者が、組織を救うこともあるのです。

■人の集まりの中で

家庭、学校、職場、地域、町、国。一致することは大切です。特に危機的状況では、みんなで一致して一枚岩で取り組むことが求められます。しかし、全員で同じことをしようとして失敗することはよくあります。同じことをさせようとする圧力で苦しむ人も出ます。組織そのものがおかしくなり、崩壊することもあります。

決してバラバラではなく、でも同じことをするのでもない、本当の一致、一枚岩について、解説します。

■一枚岩で取り組むとは

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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