iPhone報道がガチでプロレスな件はさておき国内携帯電話市場のデファクトがどうなるのか気になります

山本一郎です。一部報道です。

一部報道機関において、ドコモがアップル社の「iPhone」を発売する旨の報道がありましたが、これはドコモが発表したものではありません。本当、こういうのは紛らわしいのでなんとかしてほしいものです(棒)。

本日の一部報道について(ドコモからのお知らせ 2013/9/6)

ドコモ、iPhone販売へ 今秋にも新モデル(日本経済新聞 2013/9/6)

ドコモ、iPhone販売へ 早ければ20日から(朝日新聞 2013/9/6)

ドコモがiPhone販売へ(NHKニュース 2013/9/6)

ドコモ、20日にiPhone発売へ 携帯3社とも取扱いで競争激化(産経新聞 2013/9/6)

NTTドコモ株が買い気配、iPhone発売で顧客流出の歯止めに期待(ロイター 2019/9/6)

ドコモ、アイフォーン販売へアップルと最終調整―関係者(Bloomberg 2013/9/6)

ドコモの広報担当、広門治氏は「現時点で決定した事実はない」としながらも、アイフォーンについては魅力的な端末で、ラインアップに加えることを検討していると語った。一方、問い合わせに対するアップル広報・竹林賢氏からのコメントは得られていない。

出典:Bloomberg

ちょっと面白いのは、今回の報道の先陣を切った日経が午前2時丁度、朝日が午前2時5分と、いずれもほぼ同時刻にWeb版のニュースを公開していた点です。何らかの情報公開規制があってそれが解禁されたのが午前2時だったと考てしまうのは、下衆の勘ぐりというものなんでしょうか。

さらに興味深いのは、ドコモがWebでのリリース公開に先がけてプレス向けに配信したPDF書類があるんですが、この書類の作成日が「2013/09/05 22:57」、変更日が「2013/09/06 7:36」となっている点です。

本日の一部報道について(ドコモプレスリリースPDF書類)

Twitter等で指摘されてネット民の間でちょっとした祭りになっておりました。

やばい!ウケたw pic.twitter.com/krOAWRCmAi

出典:Norio Nomura

なんと言いますか、色々としたものがほころびつつあるのを目の当たりにしながら、これこそが開かれた情報化社会というものなのかと感慨深く思った初秋の朝でもあります。もちろん、前日から各報道機関はドコモ広報に取材して事実関係をアテていて、紙面になる可能性も分かっているわけですから、当然使い回しの予定稿ぐらいあって当然なんでしょうけどね。

それにしても、もし本当にドコモがiPhoneを販売することになれば(と仮定の話で書くのも今となっては相当まだるっこしいですが)、日本における携帯電話市場のデファクトが一気にiPhoneとなる可能性もほんの少しですが見えてくるところもあり、これはこれでなんともすごい話だなという気もします。

日本人は世界一iPhone好き!?調査国中で唯一Androidシェアを上回る(ギズモード・ジャパン 2013/8/30)

なぜ、日本でiPhoneは売れるのか。(Business Media 誠 2013/9/2)

iPhone(iOS)の販売シェアの高さは米国市場を抜いて日本が世界1位になっている。周知のとおり、日本では現時点(2013年8月末)まで通信キャリア最大手のNTTドコモがiPhoneを取り扱っていない。それにもかかわらず、iPhoneの販売シェアがトップなのだ。

出典:Business Media 誠

次期iPhoneは米国時間で9月10日、日本時間で9月11日の深夜早朝に発表されるようですが、ドコモのiPhone販売開始を転機として、日本の携帯電話市場の流れはガラケーからスマホへという枠を通り越してiPhoneへ一極集中してしまう事態が起きてしまうのでしょうか。しばらく注視したいところです。

一応、この手の関連話は私の有料メルマガにも書いておきました。ご興味のある方はぜひ。なにしろ、私も一部報道だそうですんで。

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