FC岐阜に、J1・2最年少社長(35)が就任!
1993年にスタートしたサッカー・Jリーグで、J1・J2あわせて40チームある中で、最年少の社長が岐阜県岐阜市に拠点を置くFCが岐阜で4月24日に誕生しました!岐阜県山県市出身の35歳・恩田聖敬(おんだ・さとし)さんが、新社長に。(今季発足したJ3・秋田には32歳の社長がいます)
4月24日株主総会で決算報告と新社長就任が発表
J2・FC岐阜(岐阜県内唯一のプロスポーツチーム)は昨日(24日)岐阜市内行われた株主総会で第8期(2013年2月~14年1月)の決算を承認し、純利益8800万円で3期ぶり黒字と発表。Jリーグチームであるための、クラブライセンス制度の交付条件の一つ、3期連続赤字の回避を達成し、来期で解消のめどが立った債務超過は約1億円減って9300万円に。営業収入は、Jトラスト社長の藤沢信義氏(岐阜県出身・44)による一億四千万円の寄付を含め五億七千五百万円で過去最高へ。あわせて、藤沢氏が個人で引き受ける二億四千万円の増資も報告されました。
恩田新社長は岐阜県山県市(旧・高富町)生まれ。県立岐阜北高校、京大、京大院(専門は宇宙工学!)を経て、アミューズメント施設会社に就職。その後、藤沢氏が社長を務める「Jトラスト」子会社の常務取締役などを歴任した。藤沢氏から社長就任を持ちかけられ、今月、Jトラストを退職してのFV岐阜への挑戦となった。「片道キップ」でのチャレンジとなるようで。
岐阜県庁出身の薫田前社長による経営再建の取り組みに一定のめどが立った中で、新たな攻めの姿勢に転じる中での社長就任となる。
昨日行われた注目の社長就任記者会見の様子(全文)は、こちら。
財務状況の悪化や成績不振などで今後の展開も危ぶまれたが、藤澤氏や地元財界あげての支援を通じて大型補強を実施。今季FC岐阜は、ラモス監督を招聘しまた、川口能活や三都主などの新加入から注目を集めてきた中で、さらに攻めの姿勢に転じるJ1・2(40チーム)通じての最年少社長就任となった。
現在3勝1分4敗で14位
大きな支援と期待が集まる中で、35歳社長の取り組みに注目が集まる。
チャレンジと、活躍を期待したい。