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ワールドカップを眺めつつ、痛感させられる“国境を取り除く”必要性

舩越園子ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学・客員教授
今年9月のツアー選手権を途中棄権後、すべての試合をキャンセルしたジェイソン・デイ(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

今週はオーストラリアでワールドカップが開催されている。松山英樹と石川遼がタッグを組む日本チームは初日10位、2日目8位、3日目4位と順位を上げており、日本のゴルフ界は大いなる盛り上がりを見せている。だが、そこに姿がないジェイソン・デイのことが、私はどうも気になって仕方がない。

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ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学・客員教授

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て1989年に独立。1993年渡米後、25年間、在米ゴルフジャーナリストとして米ツアー選手と直に接しながら米国ゴルフの魅力を発信。選手のヒューマンな一面を独特の表現で綴る“舩越節”には根強いファンが多い。2019年からは日本が拠点。ゴルフジャーナリストとして多数の連載を持ち、執筆を続ける一方で、テレビ、ラジオ、講演、武蔵丘短期大学客員教授など活動範囲を広げている。ラジオ番組「舩越園子のゴルフコラム」四国放送、栃木放送、新潟放送、ラジオ福島、熊本放送でネット中。GTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)理事。著書訳書多数。

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