22日、日本サッカー協会は高円宮杯第25回全日本ユース（U-15）サッカー選手権大会の概要を発表した。

同大会は「中学年代の日本一決定戦」。クラブや部活といった垣根を超えて、中学年代のチームが日本一の座を競う。年度によって開催概要が大きく変わってきた大会だが、近年は地域リーグ戦の結果に基づいてシードチームを決め、それとは別に秋に予選を戦って出場チームを決め、本大会は冬休みにノックアウト方式（いわゆるトーナメント戦）で行うという形が定着している。

たとえば関東地区では関東U-15サッカーリーグが4月から先週までの長期戦で実施されており、この1部リーグの上位5チームが出場権を得ている。ここで出場権を得られなかった、あるいはそもそもリーグ戦に出場していないチームは、これとは別に行われている関東予選を勝ち抜き、その上位3チームに与えられる出場権を取れば、全国大会へ出場できることになっている。形はそれぞれ違えど、似たような形の「予選を兼ねたリーグ戦＋それとは別の枠を巡って行われるカップ戦の予選」が全国9地域で行われているのが現代日本サッカーのU-15年代である。

大会のオフィシャルパートナーはアディダスジャパン株式会社、大会スポンサーは株式会社コナミデジタルエンタテインメント、ソニーマーケティング株式会社、株式会社みずほフィナンシャルグループが務め、株式会社モルテンが協力、朝日新聞が後援する。

開催期間は12月22日から28日。出場は32チーム。

出場32チームの地域ごとの内訳は下記のとおり。

なお、組み合わせ抽選会は出場チームが出そろった後の、11月29日（金）に実施予定。