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日本代表キャプテンだったリーチ マイケルに直撃。「日本へのリスペクトが…」【ラグビー旬な一問一答】

向風見也ラグビーライター
東芝でもラン、タックル、ジャッカルなど、八面六臂の活躍。(写真:伊藤真吾/アフロスポーツ)

昨秋のワールドカップイングランド大会で日本代表のキャプテンを務めた東芝のリーチ マイケルが、世界最高峰リーグ・スーパーラグビーに加盟するチーフスでの2シーズン目の抱負を語った。

11日は日本の本拠地である東京・東芝グラウンドで、トップリーグ選抜(13日にスーパーラグビーのサンウルブズと対戦)の練習に参加。帰り際、複数記者による取材に応じた。

身長190センチ、体重103キロのリーチは、昨季、チーフスで加入1年目ながらナンバーエイトのレギュラーに定着。同チームで学んだ相手チームへの分析方法を日本代表にも還元し、イングランドでの予選プール3勝を支えた。

以下、一問一答の一部。

――(当方質問)きょう、どうして練習参加を。

「(東芝の監督でトップリーグ選抜の指揮も執る)冨岡(鉄平)さんに誘われて、自分も行きたいですですと言って。久々にボールを触りたかったので。よかったです。やって。まだまだ、(自分の)フィットネスは足りないなと思いました!」

――トップリーグ選抜は。

「強いですよ。強い、強い。1人ひとりを見ても、日本のトップクラスの選手。必死さが伝わると思います」

――(当方質問)チーフス2年目への意気込みは。

「1年目ぐらいの勢いで、やります。去年レギュラーを獲ったからといって今年も…とはならない。もう1回、原点帰って…」

――(当方質問)チーフスには、日本代表の山下裕史選手も加入しますが。

「(他国の)日本の選手に対するリスペクトが上がってきましたね。最高の舞台で結果を残したから。楽しみです」

ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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