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中条あやみ、“宇宙一可愛い”と話題!その素顔は意外にも…

中西正男芸能記者
「ポカリスエット」のCMで話題の中条あやみ

これまで、宮沢りえさん、綾瀬はるかさんらが話題を呼んできた「ポカリスエット」のCMに現在出演しているのが女優・中条あやみさん(18)。大阪生まれの大阪育ちで「地元を歩いている時に、ポスターを見た見知らぬオバチャンから『あんた、この子ちゃうの?』と言われた時に、反響の大きさを痛感しました」と晴れやかな笑顔を見せます。“宇宙一可愛い”という呼び名も生まれるクールビューティーさとは裏腹に「よく天然と言われるんですけど、天然ではないと思うんですけどね。あ、でも、本当に天然の人ほど『自分だけは違う』と言うか…」。瞬間、瞬間で万華鏡のように印象が変わる大きな瞳を輝かせました。

やっぱり、これまで出演された方々のお名前を見ても「ポカリスエット」のCMは本当に大きなものだなと思います。

CMが決まって、家族や友達が「よかったね」と言ってくれるのももちろんうれしかったんですけど、やっぱり影響が大きいんだなと思ったのは、地元を歩いている時でした。

家の近所のバス停に「ポカリスエット」のポスターが貼られてまして、その横を通り過ぎようとしたら、たまたま通りがかりのオバチャンから「ちょっと、アンタ、このポカリの子ちゃうん?」といきなり言われまして。「やっぱり大阪やな!!」ということと(笑)、それだけたくさんの方が見ているところに自分がいてるんだということも痛感しました。それがまた、いつも自分が歩いている場所で起こったことで、より強く実感できたんだと思います。

キラキラした部分ばかりじゃない

そもそも、この世界に入るきっかけはスカウトでした。家族旅行でグアムの空港にいる時に「『Seventeen』という雑誌のオーディションがあるんですけど、受けてもらえませんか?」と。それまではスポーツや部活に一生懸命で、ファッションには興味がなかった。なので「Seventeen」も読んでいなかったんですけど、スカウトをきっかけに「Seventeen」を手に取ってみると、こんなにキラキラした世界があるんだと。そこで衝撃を受けて「いつか自分もこんな風に憧れられる人になってみたい」と思って、オーディションを受けたのが4年前でした。

ただ、実際に入ってみると、当たり前のことなんですけど、そんなキラキラした部分ばかりではないし、うまくいかないこともたくさんある。

実は「ポカリスエット」のCMが決まる前というのは、オーディションでダメなことが続いていて、かなり悩んでいた時期でもあったんです。

そんな時、本当にありがたいことなんですけど、自分は人に恵まれているというか、言葉をくださる先輩がいらっしゃるんですよね。

事務所の先輩の高良健吾さんとか香里奈さんには「自分らしく、そのままでいいんだよ」という言葉をもらいまして。自分が本当に迷っている時だけに、先輩方がくださる言葉がとても強い支えになるということを痛感しました。

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憧れの“姉さん”からも励まされた

あと、事務所は違うんですけど、西内まりやさん。「Seventeen」の先輩ということで、可愛がってもらっていて、普段は“姉さん”と呼んでいます(笑)。ご飯に連れて行ってもらったり、お花見を一緒にしたり、いろいろいろいろお世話になってるんですけど、「ポカリスエット」の前、一番悩んでいる時にも言葉をもらったんです。

なかなかオーディションがうまくいかないという話をしたら、その中で、ふと「私もそうだったんだよ」と。順風満帆に、あれだけ活躍をされている姉さんなのに、自分と同じような悩みを抱えていたんだと思ったら、何なんでしょう、ふと気が楽になったんです。この人でも、そんな時期があったのに、何を自分がクヨクヨしてるんだと。いろいろな先輩の優しさに応える意味でも、頑張らなきゃいけないと思います。

夢はハリウッド進出!

30歳の自分のイメージですか?夢は大きく、ハリウッドに進出していたいですね。その前に、23歳の時に東京五輪もあるので、そういうお仕事にも関われたらなと。やっぱりハーフというのもあって、日本と外国をつなげるような人物になれたらいいなというのが根本にあるんです。

東京五輪で具体的にどんな仕事をできていたらいいですかね…。まずは、TOEICでいい点数をとるように頑張ります。いや、あの、まずは語学力をつけて、選手にインタビューをする役割ができたらうれしいですね。そのために、まずは、TOEICでいい点数をとるところから始めようと(笑)。話の持っていき方が唐突すぎましたかね…。

そして、女優としてのお仕事では、わりとクールなイメージを持っていただいていることが多いので、コメディータッチだったり、あるいは、アクション系だとか元気な感じのものもやってみたいですね。と言いつつ、また、逆に、カッコいい刑事とか、クールなものも…(笑)。えー、すみません、要はいろいろやってみたいなと(笑)。

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普段、友達としゃべってる時に、どんなキャラクターと言われるかですか?…ん~、しっかり者とも言われるし、マイペースとも言われるし、天然と言われることもありますね。ただ、天然というのだけは自分では違うと思うんですよね…。納得がいかないというか。

…あっ、でも、自分のことを天然と思っていない人ほど、天然とも言いますよね。そうなると、ど真ん中の天然なのかな…(笑)。

◆中条あやみ(なかじょう・あやみ)

1997年2月4日生まれ。大阪府出身。父がイギリス人、母が日本人。2011年、雑誌「Seventeen」のオーディション「ミスセブンティーン」に合格し、芸能界入り。モデルとして活動する一方、2012年にTBS系「黒の女教師」で女優デビュー。2014年には映画「劇場版 零 ゼロ」に主演する。今年から「ポカリスエット」のCMに出演し話題を呼ぶ。身長169センチ。

芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞。また「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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1999年にデイリースポーツ入社以来、芸能取材一筋。2019年にはYahoo!などの連載で約120組にインタビューし“直接話を聞くこと”にこだわってきた筆者が「この目で見た」「この耳で聞いた」話だけを綴るコラムです。最新ニュースの裏側から、どこを探しても絶対に読むことができない芸人さん直送の“楽屋ニュース”まで。友達に耳打ちするように「ここだけの話やで…」とお伝えします。粉骨砕身、300円以上の値打ちをお届けします。

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