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『iPhone 6s』は頑丈になって曲がりにくく?

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
iPhone 6、6sと折れ曲がった6 Plusケース。動画より取得

カナダのニュースサイト『Unbox Therapy』が、『iPhone 6s』とされるもののケース(フレーム)とiPhone 6のケースを比較する動画を公開しており、話題となっています。

動画では、iPhone 6sとiPhone 6のケースのサイズや厚みをスケールで測って比較。その結果、iPhone 6は幅66.91mm、高さ138.09mmであったのに対し、iPhone 6sは幅67.16mm、高さ138.2mmと少し大きくなっていました。

サイズアップしている秘密は「厚み」にあり、例えば強度が最も弱いとされていた電源ボタン、ボリュームボタンまわりはiPhone 6が厚さ1.14mmだったのに対し、iPhone 6sでは厚さ1.9mmと倍ちかくなっています。

そのうえで、ケースの重さはiPhone 6が27グラムなのに対して、iPhone 6sは25グラムとなんと2グラムも軽く。これは、使用するアルミニウムのグレードを変更したことが寄与したとみられています。

iPhone 6は、手でカンタンに折れ曲がるとして海外ではベントゲート(Bend Gate、ウォーターゲート事件に合わせた呼び方)などと騒がれていました。今回のケースの強化は、Appleがその問題に応えたかたちです。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。スマホ、ネットの話題や炎上などが専門。ファクトチェック団体『インファクト』編集員としてデマの検証も行っています。最近はYouTubeでの活動も。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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