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次のiPhoneは『iPhone 8』。Appleの従業員が漏らす

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
噂されていた前面フル液晶(コンセプトイメージ)。ConceptsiPhoneより

iPhone 7が発売されてからまだ一月も経っていませんが、次のiPhoneの情報が飛び込んできました。来年は『iPhone 8』です。

iPhone 8はiPhone 7とは異なる

この情報は米メディア『Business Insider』に対して、Appleのイスラエルオフィスで働く従業員が漏らしたものです。

Apple is developing hardware for the 'iPhone 8' in Israel - Business Insider

Business Insiderによると、この従業員はイスラエルオフィスにて新製品の開発に取り組んでおり、現在、iPhone 6sともiPhone 7とも異なるスマートフォンを製造しているとのこと。

さらに、従業員自身がそのデバイスについて「iPhone 8」とその名前を語ったということです。

名前の慣習、破る?

これまでiPhoneは3G→3GS、4→4Sと、ナンバリングの数字を増やした次は必ず「S(s)」をつけたマイナーアップデートバージョンを販売してきました。

2017年に発表される次のiPhoneが本当に「iPhone 8」なのであれば、その名付けの慣習を破ることになります。

通常ではあまり考えられない話ですが、AppleはiPhone 7において「2年ごとにデザインを変更する」というこれまでの慣習を破っており、次のiPhoneの名前が「iPhone 8」になる可能性はないとは言い切れません。

なぜなら次のiPhoneについては「前面がフル液晶ディスプレイになる」との噂が昨年から流れており、事実であればその姿はiPhone 7とは大きく異なるからです。これをiPhone 7sと呼んでは、それこそ不自然になってしまいます。

実際のところ、次のiPhoneについて詳しいことはまだ分かりません。「防水機能が搭載される」という話もあったのですが、それは7で実装されてしまいました。

来年のiPhoneは7sなのか、8なのか。あなたの予想はどっちですか?

9月29日15時13分追記

これまでの名前の付け方を「ルール」と書いていましたが、正式に確定していたわけではないので表現を「慣習」に改めました。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。スマホ、ネットの話題や炎上などが専門。ファクトチェック団体『インファクト』編集員としてデマの検証も行っています。最近はYouTubeでの活動も。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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