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工藤監督やギータ、WBC武田翔太から「逆チョコ」! ホークスの粋な計らい

田尻耕太郎スポーツライター

タカガールへの恩返し

チョコを持って笑顔の武田翔太投手(右)と高橋純平投手(左)
チョコを持って笑顔の武田翔太投手(右)と高橋純平投手(左)

福岡ソフトバンクホークスのバレンタインデーは、ちょっと趣向が違う。

チョコレートを女性ファン「タカガール」へプレゼントした。

工藤公康監督をはじめ人気トップクラスの柳田悠岐、WBC代表の武田翔太と千賀滉大、黄金ルーキーの田中正義らが練習の合間にチョコレートを手渡しした。

ソフトバンクの「逆チョコ」イベントは昨年に続き2度目。今年は1000個が用意された。球団によれば、1つ200円相当の高級チョコレートだそうだ。

女性ファン獲得に12球団一熱心

工藤監督は100個以上のチョコを手渡した
工藤監督は100個以上のチョコを手渡した

ソフトバンクは昨年から「タカガールプロジェクト」を本格始動するなど、女性ファン獲得に特に熱心な球団だ。‘06年から年一回開催していた「女子高生デー」を模様替えした「タカガールデー」は、他球団では類を見ないビッグイベントになっている。

超満員は当たり前。そのうちを占めるタカガール(女性ファン)の数がすごい。

2014年 28,450人<観衆38,561人・満員>

2015年 28,074人<観衆38,500人・満員>

2016年 29,507人<観衆38,500人・満員>

昨年は全観衆の76.6%が女性だった。

柳田選手の周りには女性ファンが大勢
柳田選手の周りには女性ファンが大勢

今年は5月14日(日)の東北楽天戦(ヤフオクドーム)。チケットはプラチナ化必至だ。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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