Yahoo!ニュース

出掛ける前からジャズ気分:ギラ・ジルカ&矢幅 歩 〜Happy Christmas〜

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

12月20日(金) 開場 18:30/開演 19:30

会場:渋谷JZ Brat(ジェイジー・ブラット)

出演:ギラ・ジルカ(ヴォーカル)、矢幅歩(ヴォーカル)、馬場孝喜(ギター)、中村健吾(ベース)、北村嘉一郎(ヴォイス・パーカッション)

♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

中川ヨウ produce Vol.11

ギラ・ジルカ&矢幅 歩 〜Happy Christmas〜

SOLO-DUO『breathing』ジャケット写真
SOLO-DUO『breathing』ジャケット写真

それぞれがソロ・ヴォーカリストとして活躍しているギラ・ジルカと矢幅歩が、ひょんなことからステージを共にして意気投合、ユニットを組んで活動することになりました。

いずれも突出した実力と個性をもった歌い手にもかかわらず、それがぶつかりあうことはなく、2人の声が合わさるとメロディに新たな生命が吹き込まれ、まったく予測不能の動きを見せてくれるのです。

男女のデュエットといえば「いつでも夢を」の橋幸夫と吉永小百合、「東京ナイト・クラブ」のフランク永井と松尾和子、「昭和枯れすすき」のさくらと一郎、「新宿そだち」の大木英夫と津山洋子、「銀座の恋の物語」の石原裕次郎と牧村旬子、「居酒屋」の五木ひろしと木の実ナナ、「愛が生まれた日」の藤谷美和子と大内義昭などなど、連綿と日本のポピュラー音楽の流れのなかで支持されているスタイルですが、ギラ・ジルカと矢幅歩のパフォーマンスは明らかに異質な域に聞き手を引き込んでくれます。

♪introducing...SOLO-DUO "breathing..."

♪"Suddenly A Love Story"~ラブ・ストーリーは突然に by SOLO-DUO

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

富澤えいちの最近の記事