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出掛ける前からジャズ気分:シニフィアン・シニフィエ〜現代音楽をカヴァーするライヴ@横浜エアジン

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

●公演概要

5月3日(土) 開場 18:00/開演 19:30

会場:横浜エアジン

出演:shezoo(ピアノ)、壷井彰久(ヴァイオリン)、土井徳浩(クラリネット)、大石俊太郎(サックス、フルート)、水谷浩章(ベース)、ユカポン(パーカッション)

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シニフィアン・シニフィエ signifiant signifie

~現代音楽をカヴァーするライヴ~

シニフィアン・シニフィエは現代音楽のカヴァー・バンド。

シニフィアンとしての楽譜に書かれた音符を再現しながら、

その曲をもっと自由に羽ばたかせるシニフィエへ。

刻々と姿を変えるその連鎖を聴き手に引き継ぐために。

演奏者であり作曲者としてプレイヤーは存在する。

シニフィアン・シニフィエ signifiant signifie
シニフィアン・シニフィエ signifiant signifie

横濱国際なんでも音楽祭 2014<春>にシニフィアン・シニフィエ登場。

4月初旬に渋谷のステージを観たばかりですが、2013年のパフォーマンスよりもさらに目的意識がフォーカスされてきた印象を受けました。

その核となっているのは、shezooの現代音楽研究家としての視点と、作曲家としての存在感の拡張。

音楽界で“現代音楽”と呼ばれるものは、すで古いものですでに100年の歴史があるという状況で、21世紀における“現代”の“音楽”とはーーを考えるためにも総括が必要であるというスタンスは貴重です。

とはいうものの、シニフィアン・シニフィエのおもしろさは、彼らが“お勉強”だけを目的としているわけではないことにあると感じます。

なので、客席でも“お勉強”ではなく、ポスト・モダンを探す音楽の実験室で、彼らが巻き起こす驚きを浴びるという楽しみに浸りたいと思っています。

♪Bela Bartok- Mikrokosmos, Volume VI, 148-153

予習として、バルトークのピアノのための練習曲「ミクロコスモス」から「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」を聴いておきましょう。新たなレパートリーとして予定されているのは2番目の舞曲とのことです。

では、行ってきます!

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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