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もっと良くなる親子関係:必ず活かせる10のヒント

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真:アフロ)

本当はお互いに大好きなはずなのに、でもすれ違う親子。では、どうすれば良いのか。心理学から10のヒントをお送りします。

1 豊かなコミュニケーション

コミュニケーションは、心の交流、キャッチボールです。言葉がなくても心が通じることもあれば、言葉は山ほどあるのに、心が通じないこともあります。キャッチボールのように、相手が受け取りやすい言葉を投げかけましょう。「勉強!勉強!勉強!」と朝から晩まで説教し続けるのは、もうボールを取れなくて座り込んでいる子に、ボールを投げ続けるようなものです。

またキャッチボールでは、受け取りにくい球が来た時にも、頑張って受け取らなくてはなりません。「飯なんかいらねぇ」「高校なんか行かない」「父さんも母さんも、あっち行け!」。そんな受け取りにくい言葉も、しっかり受け止めて「翻訳」すれば、「ご飯食べたい、高校行きたい、父さん母さん大好き」です。

2 抱きしめる愛、手放す愛

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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