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忘年会ではOKでも、新年会ではNGなこととは? ~「忘年会」と「新年会」の違い

横山信弘経営コラムニスト
(ペイレスイメージズ/アフロ)

年末年始は忘年会、新年会のシーズンです。お歳暮や年賀状などは古い習慣で、もうやめようと取り決める会社も増えていますが、忘年会や新年会は別。組織的に「もうやめよう」と言いだす会社は稀です。

忘年会とは「としわすれ」の意味。その年の会社の慰労が目的として催されます。ほとんどの会社、組織で、自主的もしくは半強制的参加で開催されることでしょう。

新年会は、今年1年を景気よくスタートしたいという思いから催され、新年の挨拶や方針発表なども行われることが多いでしょう。私個人としては、「終わり」より「始まり」に気持ちを入れたいため、忘年会よりも新年会を重視します。しかし世間はどちらかというと、忘年会のほうが開催される率は高く、参加者も多くなる傾向があると思います。これは年末年始における飲食店の売上データからも顕著です。

忘年会も新年会も、無礼講。どちらも盛大に行っていいのですが、幹事が気をつけなくてならないことが1つあります。

それは新年会の後、2次会を用意しないことです。

できる限り、1次会でスッキリ終わらせること。新年会は1年の新たなスタートを祝う会です。忘年会が、男性がネクタイを緩める場であるとするなら、新年会はネクタイを締め直す場。新年会そのものは盛り上がっていいですが、2次会やら3次回やらと、ダラダラと飲み続けるのはよくありません。たとえ翌日が休みの日であったとしても、予定した時間で終わらせるのです。新年会の目的が「決起」なのですから。全員、まっすぐ帰宅するよう促しましょう。

忘年会はともかく、新年会は「メリハリ」が必要ですよね。

経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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