男装ユニット・風男塾、初期メンバー卒業で新たなステージへ

左から青明寺浦正、仮屋世来音、愛刃健水、瀬斗光黄、赤園虎次郎、藤守怜生

青明寺、赤園の初期メン卒業発表。3.17卒業公演はソールドアウト

昨年11月に配信した男装ユニット・風男塾の記事(デビュー8年、”オレ様男子”を演じ、若い女性を熱狂させる男装ユニット・風男塾の現在)が、多くの人に読んでもらい、大きな反響があった。この記事では、メンバーの瀬斗 光黄(せと こうき)、新加入の藤守 怜生(ふじもり れお)の2人にニューシングルについてと、風男塾の現在と未来について語ってもらったが、実は今年2017年の風男塾は、勝負の年でもある。

それは、昨年9月29日に卒業を発表した青明寺 浦正(せいみょうじ うらまさ)と赤園 虎次郎(あかぞの こじろう)の卒業公演が3月17日に東京・品川ステラボールで行われる事が決まり、初期メンバーが全員卒業するという事で、グループとして新たな歴史を刻む第一歩の年になるからだ。卒業公演のチケットはもちろんソールドアウトになり、注目の高さがうかがえる。その前に、現在行われているツアーファイナルとして、1月14日に中野サンプラザ公演という大きな舞台が控えている。現メンバーでの最後のツアー、ファイナル公演という事で、メンバーもファンも特別な想いで臨む。さらに1月18日は現メンバーでのラストシングル「証-soul mate-」がリリースされる。

10年間の長きに渡ってグループを支えてきた二人の卒業は、発表後はメンバー、ファンの間に激震が走ったようだ。2008年にお笑い芸人・はなわプロデュースでデビューして以来、様々な変化と進化を続けながらここまで走り続けてきた風男塾だが、精神的支柱ともいえる二人の卒業は、やはり大きい。

プロデューサーのはなわは二人の卒業発表を受けブログで「中心メンバーとして10年前の立ち上げの時から風男塾を支えてくれた大功労者の2人。いるのが当たり前で、何かあると相談し、一番頼りにしていた2人。正直信じられないし、つらくてしょうがない‥‥。ただ、2人とも10年を節目に、次の夢に向かい、たくさん悩み、考えぬいた末の決断です。なので、これからもずっと大切な仲間として、2人を全力で応援していきたいと思います」と綴り、大きな喪失感を感じると共に、二人にエールを贈っている。

青明寺は卒業を決めた理由を「卒業のことは2年前から意識していました。今改めてこれからのことを考えた時に常に走り続けていく風男塾

を、ここから先はファンの皆さんと一緒に外から応援したいと強く思うようになった」(オフィシャルサイトより抜粋)と説明し、赤園は「10年を迎える今が、自分の人生の一つのターニングポイントなのではないかと思うようになりました。これからの自分を考えた時に「卒業」という形でこれからの人生を決断させていただきました」(同)と明かしている。

新メンバー加入~初期メン卒業~メンバー公募で進化を加速させ、新しい事にチャレンジしていく

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前回のインタビューで「2008年に結成し、歴史と伝統を積みあげてきている風男塾を、これからどんなユニットにしていきたいか?」という質問に対して、メンバーの瀬斗光黄(せと こうき)は、「新しいものを作りたいです。ここ数年で男装という文化がメディアでも取り上げられるようになって、認知と理解が進んできたと思うので、そういう意味では以前よりも活動しやすくなったと感じていて、風男塾というジャンルを確立して、新しい事をどんどんやっていきたいです」と語ってくれた。

さらに「風男塾がこれから目指すべき場所は?」という質問には「1月14日に中野サンプラザでツアーファイナルを行いますが、まだ日本武道館や横浜アリーナなど1万人を動員できるステージには立てていません。1万人のファンの人の前でパフォーマンスをやる事を、メンバー全員いつも想像しながら日々の活動を行っています。そのためには風男塾の知名度をアップさせなければいけません。この8年間本当にたくさんの方に応援してもらっていますので、そういう方に早く恩返しをしたいです」と語ってくれた。この思いは、瀬斗はもちろん、青明寺 浦正、仮屋世 来音(かりやせ らいと)、愛刃 健水(あいば けんすい)、そして赤園 虎次郎、藤守 怜生のメンバー全員の総意でもあるはずだ。

海外からも大きな注目を集めている風男塾だが、次のステージを目指し、さらに大きくなっていかなければいけない。そんな中、長きに渡ってグループを牽引してきた二人のメンバーの卒業は大きなターニングポイントになる。昨年、メンバーも公募しユニット内で化学反応を起こさせ、さらにその進化を加速させようとしている。3月17日の青明寺 浦正と赤園 虎次郎の卒業の日が、風男塾の新たな章のスタートになる。

風男塾オフィシャルサイト