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エボラ出血熱、世界で何が起きているか

提供:USAMRIID/ロイター/アフロ

編集部によるオーサーの記事ピックアップ

猛威を振るうエボラ出血熱。

なぜ感染は広がったのか、海外での状況は。

各分野に精通するYahoo!ニュース 個人オーサーによる、

エボラ出血熱に関する様々な切り口の記事をまとめました。

感染拡大の背景は

「ブッシュミート(野生動物食)」がエボラ出血熱を広げた(榎木英介)

なぜ一部地域の風土病がここまで広がってしまったのだろうか。その原因の一つに「ブッシュミート」がある。

出典:「ブッシュミート(野生動物食)」がエボラ出血熱を広げた(榎木英介 11月6日)

海外の現状、対策は

「エボラからの生還」が映す人命の南北格差(尾関章)

地球全体を見ると、先進国と途上国の間にある経済格差は、「生存インフラ」とも言える医療資源の分布にも大きな偏りをもたらし、結果として、不当なトリアージにも似た不平等を生みだしている。

出典:「エボラからの生還」が映す人命の南北格差(尾関章 11月27日)

エボラ熱とイギリスの対策(1):グローバル化と「1.7」(小野昌弘)

政府が専門家の助言をふりきって導入した「エボラ熱のスクリーニング検査」を批判できる土壌があること、エボラ熱が到達しやすいほど同地域とのつながりが深いことの二つの要素があるからこそ、イギリスのエボラ熱対策はより強いものになっていると著者は考えている。

出典:エボラ熱とイギリスの対策(1):グローバル化と「1.7」(小野昌弘 11月1日)

エボラ熱とイギリスの対策(2):ぐらつく政府・社会の底力(小野昌弘)

英国の強みは往々にして政府ではなく政府外の組織にある。前述したロンドン衛生・熱帯医学校はこうした感染症の専門家が集まる研究・教育組織である。グラクソスミスクライン(GSK)はエボラ熱のワクチンを目下開発中で、間もなく健康ボランティアへの投与が始まる。非政府団体としてイギリス最大、世界で有数の額による研究支援を行う財団ウェルカム・トラストは、エボラ熱対策支援のため650万ポンドをエボラ熱対策の人道的研究のため緊急拠出し、さらに4000万ポンド(72億円)をサハラ以南のアフリカ諸国で行われる医学研究支援に投資すると発表した。

出典:エボラ熱とイギリスの対策(2):ぐらつく政府・社会の底力(小野昌弘 11月1日)

エボラ・ファイターが続々志願 大流行のリベリアで感染減速(木村正人 )

英軍は医療・兵站・エンジニア関係者ら300人を西アフリカに派遣、今月末までに750人に増員する。米軍も最大3900人を派遣する計画だ。しかし、国際社会がエボラ感染の初期段階で動いていれば、ここまで被害は拡大していなかっただろう。

出典:エボラ・ファイターが続々志願 大流行のリベリアで感染減速(木村正人 10月30日)

エボラ、アメリカの経緯と現状(田中めぐみ)

アメリカで起きた一連の出来事は、どの国でも起こりうることです。日本や他国は、アメリカの経験から学び得ることが多々あるのではないでしょうか。

出典:エボラ、アメリカの経緯と現状(田中めぐみ 10月30日)

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