【オールスター・ゲーム2015ファン投票・第4回中間発表】古巣のファンも青木宣親を後押し!?
オールスター・ゲームに先発出場する野手を決めるファン投票の第4回中間得票が、6月15日と16日に発表された。(こちらが、第1回、第2回、第3回の中間得票)。
ア・リーグは、オマー・インファンテ(カンザスシティ・ロイヤルズ)がホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)を抜いて二塁手の1位に立ち、前回予想したとおり、「マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)&ロイヤルズの仲間たち」もしくは「ロイヤルブルーに紅一点」となっている。インファンテのシーズン成績は、スラッシュライン(打率/出塁率/長打率)が.210/.219/.292で、本塁打と盗塁はゼロ(6月15日時点)。アルトゥーベは.290/.330/.395、5本塁打、17盗塁だ。
ナ・リーグでは、捕手の1位と2位がまたまた入れ替わった。バスター・ポージー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)とヤディアー・モリーナ(セントルイス・カーディナルス)が抜きつ抜かれつしており、第1回と第3回の中間発表ではヤディが1位、第2回と第4回(今回)はポージーが1位となっている。2人とも得票は、昨年のファン投票でヤディが最終的に得た310万0939票をすでに超えている。ちなみに、昨年の捕手2位はジョナサン・ルクロイ(ミルウォーキー・ブルワーズ/263万6640票)で、ポージーは3位(198万5621票)だった。
ポージーのチームメイトである青木宣親も、ジャンカルロ・スタントン(マイアミ・マーリンズ)を上回り、ファン投票選出=先発出場となる外野手3位へ上がってきた。もしかしたら、青木の票が伸びている要因には、ロイヤルズのファンからの後押しもあるのかもしれない。青木は昨シーズン、ロイヤルズでプレーしていた。その点ではビリー・バトラー(オークランド・アスレティックス)も同じだが、アスレティックスはア・リーグのチームだ。
青木は本塁打こそ2本ながら、スラッシュラインは.323/.389/.395で、12盗塁も決めている(6月16日時点)。スタントン(.265/.351/.616、24本塁打、4盗塁)とは選手としてのタイプが異なるため、単純に比較はできないが、青木はファン投票で選ばれても恥ずかしくない成績を残している。
投票の締め切りは、アメリカ東部時間の7月2日午後11時59分。残る中間発表は、第5回が6月22日(ア・リーグ)と23日(ナ・リーグ)、第6回は6月29日と30日。オールスター・ゲームは7月14日に、シンシナティ・レッズの本拠地、グレートアメリカン・ボールパークで行われる。
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